社会学の使命は、社会における<自由で平等な市民の連帯>の「可能性」(同時にその困難さ)を解き明かすことにある。社会学「思想」は、自由で平等な市民の連帯について、原理的な考察を行ってきた。授業では、社会学における行為論に焦点を絞り、その学説史的展開と、<いまここ>の社会(世界)への応用について、専門的な議論を行う。①社会学理論の基本的な流れがわかる。②社会学理論の基本的な内容がわかる。③社会学理論と実証研究の関係性がわかる。授業外学修】毎回「ホームワーク」を課すので、必ず課題を終えた上で授業を受けること。【授業外学修時間】授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第1回】『行為論からみる社会学』(1):第2期へのイントロダクション【第2回】マックス・ウェーバーの行為論【第3回】『行為論からみる社会学』(2):宇都宮京子論文【第4回】『行為論からみる社会学』(3):佐藤成基論文【第5回】アルフレッド・シュッツの現象学的社会学【第6回】『行為論からみる社会学』(4):佐藤嘉一論文【第7回】『行為論からみる社会学』(5):中村文哉論文【第8回】『行為論からみる社会学』(6):張江洋直論文【第9回】ハロルド・ガーフィンケルのエスノメドロジー【第10回】『行為論からみる社会学』(7):浜日出夫論文【第11回】アーヴィング・ゴフマンの相互行為秩序【第12回】『行為論からみる社会学』(8):速水奈名子論文【第13回】ミクローマクロ・リンク【第14回】『行為論からみる社会学』(9):西原和久論文【第15回】『行為論からみる社会学』(10):鈴木健之論文「まずは現場へ!」。だが「その前に理論!」『行為論からみる社会学』(中村文哉・鈴木健之編)をテキストとして、「社会学的行為論」の成立と展開について講義します。授業の内容はひじょうに濃厚なものになりますが、できる限りわかりやすい解説に努めます。抽 選 の 有 無あり備考鈴木 健之第2期講義コード11B7121601授業形態講義科目名理論社会学2/理論社会学履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法レポート60%、リアクションペーパー40%による。フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックは、授業時に、また随時、teamsにて行ないます。教科書『行為論からみる社会学』中村文哉・鈴木健之(編著)(晃洋書房)2020年指定図書授業において指示します。参考書授業において指示します。教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は授業時に、またteamsで随時受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容その他 担 当 教 員 開 講 期 ― 228 ―
元のページ ../index.html#238