社会学の視点と方法を学ぶことを目的とします。社会学を専門に学ぼうとする人が是非一度は精読しておきたい古典的な著作はいろいろありますが、この授業ではC・W・ミルズの『パワー・エリート』をテキストにして、社会を見る目を養うと授業の目的ともに重要な社会学的方法について学んでいきます。到達目標アメリカ社会の権力現象が、ミルズの目を通して「パワー・エリート」という理論に組み立てられてゆくプロセスを学ぶことによって、社会学の重要な視点と方法を身につけることができます。授業外学修内容・この科目では60時間以上の授業外学修を行うことが必要です。この時間は、テキストを読むための時間に充てるとともに、授業外学修時間数テキストの疑問点を自分なりに解決したり、発展的な研究をするために充てられなければなりません。【第1回】イントロダクション(授業の説明、発表等の役割【第2回】ミルズの方法論(「社会学的想像力」概説)【第3回】アメリカのエリート序論【第4回】地方政治権力の変容【第5回】大都市上流階級をつくるもの【第6回】大富豪の変遷【第7回】経営者エリート【第8回】会社富豪の特権成績はプレゼンテーションとその内容(30%)、授業への取組姿勢と質疑応答(40%)、期末レポートとその内容(30%)により評価します。全員が必ず1回以上プレゼンテーションを行う必要があります。期末レポートは個別に提出していただきます。プレゼンテーションや各自の意見については基本的に授業中にコメントします。授業中に意見や感想を求めることがありますので、討論できるように予習し、メモなどを準備して出席するとよいでしょう。電子メール等を利用した質問も受け付けます。は簡潔に書いて送ってください。メールアドレスは授業中に指示します。います。分担を含む)抽 選 の 有 無なし備考【第9回】軍部エリートの台頭【第10回】職業政治家からポリティカル・アウトサイダー【第11回】チェック・アンド・バランスの揺らぎ【第12回】アメリカの権力エリートの形成【第13回】大衆社会の到来【第14回】保守的ムード【第15回】全体的なまとめと振り返り吉岡 雅光第2期講義コード11B7121302授業形態演習科目名社会学理論演習3B履修前提条件授業計画成績評価の方法フィードバックの内容教科書『パワー・エリート』C・ライト・ミルズ(鵜飼信成・綿貫譲治訳)(筑摩学芸文庫)2020年指定図書『社会学的想像力』C・ライト・ミルズ(伊奈正人・中村好孝訳)(ちくま学芸文庫)2017年参考書教員からのお知らせ第1回目の授業は、授業計画の説明とプレゼンテーション等の役割分担を決めますので、必ず出席してください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。また、電子メールの場合アクティブ・ラーニングの内容社会学の演習として、プレゼンテーション、意見共有、能動的な授業外学習、グループ・ディスカッション、振り返りを行その他 担 当 教 員 開 講 期 ― 226 ―
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