担 当 教 員 開 講 期 ― 224 ―講義コード11B7121201授業形態演習科目名社会学理論演習2A履修前提条件授業の目的近年「日本人の道徳観念希薄化」といったことが指摘されるが、こうした事態にたいして社会学がなにをなし得るのかを、到達目標立法化による社会問題解決は社会学とは無縁な発想である。エミール・デュルケムの論文をつうじて、社会問題への社会学的アプローチとはいかなることかと、現代社会問題解決の複雑さ・困難さを理解することができるようになる。授業外学修内容・テキストの繰り返し精読、不明点・疑問点についてまとめておくことが毎時間の受講前提。授業外に計60時間以上の学修を授業外学修時間数おこなうことが必要である。【第1回】ガイダンス -授業目的・到達目標 自己紹介 受講生数確定-【第2回】ガイダンス -演習の進め方とテキストについて-【第3回】現代社会認識-百田尚樹を手掛かりとして-【第4回】テキスト報告と討論 -教育学と社会学【第5回】テキスト報告と討論 -規律の精神①-【第6回】テキスト報告と討論 -規律の精神②-【第7回】テキスト報告と討論 -社会集団への愛着①-【第8回】テキスト報告と討論 -社会集団への愛着②-【第9回】テキスト報告と討論 -意志の自律性①-【第10回】テキスト報告と討論 -意志の自律性②-【第11回】テキスト報告と討論 -学校における罰-【第12回】テキスト報告と討論 -学校環境の影響-【第13回】テキスト報告と討論 -芸術的陶冶と歴史教育-【第14回】自由討論 -なにを知り得たか-【第15回】振り返り -コメントペーパー記入-ンン※上記は予定である。予定確定と詳細は受講生数確定後、受講生と相談の上詳細を決定する。ン※演習は対面予定であるが、状況によってはZoomまたはTeamsを利用する。・担当教員が指示する課題等の期限内提出(20%)、質問提出等授業への取り組み姿勢(50%)、報告内容(30%)で評価する。・「授業への取り組み姿勢」とは討論への主体的参加を意味する。・担当教員が指示する資料提出、学期末の「授業振り返り(仮題)」の提出は、単位認定対象者となるための必須条件である。授業計画成績評価の方法フィードバックの内容・必要に応じて授業時にコメントする。教科書『道徳教育論』エミール・デュルケム(講談社学術文庫)2010指定図書『大常識』百田尚樹(新潮新書)2023参考書教員からのお知らせオフィスアワー・必要に応じてTeamsチャットで申し出ること。予定擦り合わせの上、研究室で対応する。アクティブ・ラーニングの内容・意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習など。その他エミール・デュルケムの「道徳」への社会学的アプローチをつうじて考えてもらう。・基本的には要全出席。初回授業を正当な理由なく欠席した場合は履修を認めない。・指定図書は開講前に読了すること。・教科書は電子ブック可。・ネットを介しての担当教員とのやり取りは原則Teamsチャットのみとする。・教科書は自主的に読みすすめておくこと。・対話に参加する努力、対話するためのタネの仕込みを心がけ、演習に参加してもらいたい。・対面授業が困難化した場合を想定して、学籍番号アドレスでZoomアカウントを取得し、利用可能な状態にしておくこと。抽 選 の 有 無なし備考田隝 和久第2期
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