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社会学科― 221 ―実習のテーマは「棚田の保全」である。2010年度から始まった先輩たちの調査をひきつぎながらもさらに深化させ次の代に引き継ぐことを意識して、社会調査の技法を学ぶことを目的とする。まずは教員から棚田に関する講義を行い、過去の調査報告書も熟読した上で受講生自ら調査企画を行い、セッションをする。前半は個人作業を中心におき、後半はそれらを共同作業的に統合することを試み、年度末までに報告書を完成させる。社会調査を通じて、自らの問題関心に基づき、それを明らかにするために何を事前に調べ、そして誰に会いに行き、何を聞いたらよいのかを企画できる力を身につける。人と出会い、人に話を聞く事とは何を意味するのか、自ら考え、そして聞いた後にどのようにまとめ、調査対象者に対して、どのようにお返しするのかまでも考えること、調査をするということの意味を1年間通じて、考え続けることが到達目標となる。この科目では、調査企画に必要な文献を読み、レジュメ作成、プレゼン用パワポ作成、実査が可能となった場合には、ヒアリング調査におけるメモおこし、録音おこし、分析のための文献読み、分析作業、中間報告用レジュメ作成、プレゼン用パワポ作成、報告書作成のためのレジュメ作成等々、授業で報告や議論するための授業外学修を最低でも120時間以上、行うこと。もちろんその中には、実査に関わる時間も含まれる。【第1回】ガイダンス・棚田の事前に関する講義【第2回】過去の報告書の読み込み報告1【第3回】過去の報告書の読み込み報告2【第4回】受講生による調査企画セッション1【第5回】受講生による調査企画セッション2【第6回】詳細調査企画1【第7回】詳細調査企画2【第8回】先行調査の確認1【第9回】先行調査の確認2【第10回】調査対象者の選定1【第11回】調査対象者の選定2【第12回】調査対象者への質問項目の精緻化1【第13回】調査対象者への質問項目の精緻化2【第14回】調査票作成1【第15回】調査票作成2筆等々で、あわせて100%とする。実査中は、ミーティングを実施し、そのつど振り返りを行う。1年間、長丁場です。社会調査にとって誠実であることが一番大切です。具体的には遅刻しない、欠席をしない、無断欠席は絶対にしないでください。体調管理も重要です。積極的・主体的に参加をすることで、しっかりとした社会調査力が身につきます。この力は社会人としても通用する力です。与えられた機会を、自らつかんでものにしてください。抽 選 の 有 無なし備考【第16回】調査結果分析1【第17回】調査結果分析2【第18回】調査結果分析3・報告書構想1【第19回】調査結果分析4・報告書構想2【第20回】報告書構想3・報告会構想1【第21回】報告書構想4・報告会構想2【第22回】報告書構想5 報告会構想3【第23回】報告書執筆1 報告会構想4【第24回】報告書執筆2 報告会構想5【第25回】報告書執筆3 添削対応【第26回】報告書執筆4 添削対応【第27回】報告書執筆5 添削対応【第28回】報告書執筆6 添削対応【第29回】報告書執筆7 添削対応【第30回】一年間の振り返り堀田 恭子通年講義コード11B7120905授業形態実習科目名社会調査実習1E履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業中での参加度、授業内報告、授業内課題、実査に関連する事前情報収集、実査、実査後の課題、報告書構想、報告書執フィードバックの内容調査企画、課題に対するフィードバックは翌週ないし、授業中にて実施。教科書指定図書参考書『棚田の保全と整備』木村和弘(農林統計出版)2017、『棚田の水環境史』山本早苗(昭和堂)2013教員からのお知らせオフィスアワー掲示板・チームズ、メールで対応いたします。アクティブ・ラーニングの内容グループワーク・グループディスカッションを実施。その他   担 当 教 員    開 講 期 

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