文学部開設科目― 13 ―1980年代からの長年に渡る出版社勤務において月刊スキーグラフィック副編集長とベースボール・マガジン社の月刊スキーイングマガジン編集長経験に加え、一般や選手の取材と記事の作成や写真撮影と、それらの表現について「校正」の応用と最終の校了に至るまで、実践に応じた講義内容となります。『レイアウト』と『色校正』効果ある写真のトリミングなど『写真校正』と『イラスト校正』、バランスの良いタイトルとリード、写真キャプションについてのポイントなど。構成の始まりから文字校正と様々な校了まで、広範囲による深い作成の知識を得ることができる。書店に並ぶ雑誌と文学そして横書きの文が基本となるWEBにおける文章ともに、日本古典の文芸作品にみられる語句や豊富な語彙、その文章の抑揚とリズムなどを身に付けたい。それぞれの文章力を向上させたいのであれば受講をお勧めします。さらに新聞記者やスポーツライター(野球とサッカー他)などを希望する学生は大いに実力がつく講義内容です。授業外学習では、フリーレポートの作成に集中しましょう。および読書と新聞雑誌や広告物などについて自分の考えを表現する。それらで60時間ほどこなしていくと好ましいです。【第1回】「校正」総論と書き方【第2回】「校正」応用 雑誌文化【第3回】「校正」応用 新聞文化【第4回】「校正」風土と故郷について【第5回】課題制作実施①風土と故郷【第6回】AI考察「校正」その1【第7回】AI考察「校正」その2【第8回】純文学「太宰治研究」その1【第9回】純文学「太宰治研究」その2【第10回】課題制作実施②文章展開【第11回】スポーツ新聞とライター【第12回】スポーツ雑誌とライター【第13回】写真表現について【第14回】「校正」まとめ【第15回】課題制作実施③授業内評価ンン(構成と校正、編集、色校)ン→講義における配布資料について、新聞記事と雑誌記事およびスポーツHPページなどを取り上げて、これらを資料として印刷配布あるいはオンラインで表示、各回の題材とする。ン→講義内において3回の課題制作を実施。その課題については講義内で詳しく解説します。学生と対話を重ねて、書こうとする内容を提案します。感受性が豊富な学生時代に、古典文学と地域風土との融合に成功した太宰治を筆頭に幾多の作品および日常の新聞記事から雑誌記事まで、そして早さの情報におけるWEB記事などから選択、そこにオリジナルの個性を見つけて制作していく文章表現、それらを育成します。既存のトップクラスの書き手や作家および有能で気品ある最前線の編集者をめざすことを主眼に、また、これまであまり書き慣れていない学生は書くことが楽しくなり、そのレベルが向上。元来ハイレベルな文章技術を有する学生は、とことん実力がつきます。抽 選 の 有 無あり備考岩瀬 孝文第1期講義コード11B4131701授業形態講義科目名校正2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法課題制作と定期試験60%、課題の提出とフィードバック20%、フリーレポート提出20%で総合的に評価します。フィードバックの内容毎回の課題提出においてより良い直しについて解説します。また持ち帰りのフリーレポートとしては、それぞれに希望する教科書指定図書参考書『津軽』太宰治、『銀河鉄道の夜』宮沢賢治、『きまぐれロボット』星新一、『なんとなくクリスタル』田中康夫教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容立正文学、新聞記事、雑誌記事、写真撮影、ネットニュース、生成AI、紀行文その他 担 当 教 員 開 講 期
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