― 12 ―本講義は、出版の成り立ちを学びながら、書籍・雑誌といった出版メディアを理解することに重点を置きます。講義では、書籍、雑誌の出版過程を中心に知識を身につけるようにします。受講者の興味関心を豊かにし、メディアリテラシー、職業意識を育成することを目的とします。急速に進展するネット社会、モバイルメディアとの関わりについても考えたいので、広く世の中の出来事にアンテナを張り巡らすようにして下さい。到達目標大学1~2年生対象の初級コースとして、出版についての具体的イメージをもてるようになること、出版についての基本的事項を説明できるようになることを到達目標とします。授業外学修内容・指定教科書の予習に40時間、課題に対する準備に20時間。このほか印刷博物館、図書館など課外訪問を必要に応じて実施。授業外学修時間数合計60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】講義の概要 イントロダクション【第2回】出版史(1)世界史の中の出版、文字の発明から印刷革命へ【第3回】出版史(2)江戸期から明治期へ【第4回】出版史(3)大正期から昭和期へ【第5回】出版史(4)平成から現在へ【第6回】書 籍(1)書籍の製作過程【第7回】書 籍(2)編集論・著作権【第8回】書 籍(3)出版流通論【第9回】書 籍(4)出版社の仕事、宣伝、販売、本の装丁【第10回】書 籍(5)出版文化論/世界の中の日本の出版【第11回】雑 誌(1)雑誌メディアの特性【第12回】雑 誌(2)雑誌文化、雑誌読者、フリーマガジン【第13回】多様化する出版(1)学術出版、自費出版【第14回】多様化する出版(2)デジタル出版の現状【第15回】多様化する出版(3)インターネット時代の出版る二、三の事柄』中村文孝・小田光雄(論創社)2022す。もらいます。抽 選 の 有 無あり備考吉田 則昭第1期講義コード11B4131501授業形態講義科目名出版の基礎知識履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法授業への取り組み20%、授業コメント(中間課題2回を含む)30%、期末試験50%。フィードバックの内容課題に対するフィードバックはwebclassで行なう。教科書『出版メディア入門』第2版』川井良介(日本評論社)2012指定図書『雑誌メディアの文化史:増補版』吉田則昭編(森話社)2017参考書『歪笑小説』東野圭吾(集英社)2012、『学術出版の来た道』有田正規(岩波書店)2021、『私たちが図書館について知ってい教員からのお知らせ毎回授業コメントを求めます。オフィスアワー授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で、教室内にて対応、もしくはメールにて受け付けまアクティブ・ラーニングの内容授業に関連する出版に関する関心対象を学外で見つけてもらいます。それを授業で、反転授業、グループワークにて深めてその他授業資料は、紙では配布しないので、ノートPC、タブレットなどを使用してください。 担 当 教 員 開 講 期
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