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― 176 ―社会学の諸理論は、私たちの日常を理解し説明を可能にする「道具」である。第二次世界大戦以降の社会学が、なにを研究対象として、対象をどのように語ってきたかを理解してもらうことをつうじて、「道具」としての社会学理論を使いこなす素地を養う。講義資料は事前配布するが、テキスト読解と不明な語句の下調べ・調べた内容の要点をノートに転記するという予習は、講義を理解するために不可欠である。また、授業終了後に、講義ノートとテキストを照らし合わせ、講義内容理解を深めてもらいたい。15回の授業にたいして最低60時間以上の授業外学修時間が必要である。【第1回】物語としての社会学史 -講義予定と講義概要-【第2回】Epoch-makingとしてのT.パーソンズ -分析的リアリズム-【第3回】パーソンズ社会学の出発点 -なぜいつもそうするように振る舞うのか-【第4回】「システム」として語る -前回講義への解答-【第5回】社会と理論 -道具としての理論-【第6回】意味学派の社会学 -現象学の社会学的受容-【第7回】現象学的社会学 -出発点としての主観-【第8回】「私」のリアリティ -日常生活世界と社会的世界-【第9回】理解度確認テスト【第10回】シンボリック相互作用論 -象徴的意味と行為-【第11回】なぜいつもそうするように行為するのか -T.パーソンズとE.ゴフマン-【第12回】相互行為秩序への問いかけ -空気を感じ空気になじむ-【第13回】エスノメソドロジー -行為者の体験に還る-【第14回】ヨーロッパ社会学の再生Ⅰ -非凡・冷徹な社会観察-【第15回】ヨーロッパ社会学の再生Ⅱ -「いま」を語ることば-ンン※上記は大まかな予定。受講生数・クラスの理解深度に応じて変更する場合がある。・出席率によっては期末テストの受験資格を認めない場合がある。もらいたい。・やみくもに質問するのではなく、授業資料・テキストをよく読み、考えた上で質問のこと。抽 選 の 有 無なし備考田隝 和久第2期講義コード11B7110201授業形態講義科目名社会構造へのアプローチA履修前提条件授業の目的到達目標講義内容を理解することで、日常の様々な疑問や出来事を社会学的に説明することができるようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法・期末テスト評価(100%)フィードバックの内容・授業外学修で予習すべき点については、授業をつうじて指示する。教科書『クロニクル社会学』那須壽(編)(有斐閣)2005年、『新訂増補版 社会学小辞典』濱嶋朗(編)(有斐閣)2005年指定図書『社会学の力』友枝敏雄(編)(有斐閣)2020年参考書『新しい社会学のあゆみ』新睦人(編)(有斐閣)2006年教員からのお知らせ・社会学が私たちの日常(私たちにとって当たり前であること)をどのように語るのか、という点に着目して講義を聴いてオフィスアワー・ネットを介しての担当教員とのやり取りは原則Teamsチャットのみとする。ネットを通じて質問に答えることはしない。アクティブ・ラーニングの内容・時間外学修課題を素材とした意見共有、教員からのフィードバックによる振り返りなど。その他   担 当 教 員    開 講 期 

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