史学科― 157 ―【第9回】古代の梵鐘【第10回】中世の梵鐘【第11回】上総鋳物師の梵鐘【第12回】江戸時代の梵鐘・1【第13回】江戸時代の梵鐘・2【第14回】近代の梵鐘【第15回】戦時下の梵鐘域において後期・終末期に展開した有力古墳を中心とした古墳文化の様相について述べる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】古墳の年代【第2回】江戸時代の古墳研究【第3回】前方後円墳【第4回】前方後方墳【第5回】三角縁神獣鏡【第6回】埋葬施設【第7回】埼玉古墳群【第8回】銘文刀剣【第9回】黒岩・吉見横穴墓群【第10回】武蔵の横穴式石室【第11回】北関東の横穴式石室【第12回】古墳築造企画【第13回】群集墳・1【第14回】群集墳・2【第15回】群集墳・3現生安穏、後生善処をめざす仏教は、欽明天皇の時代に朝鮮半島南部の百済からわが国に伝わったとされる。新来の宗教である仏教には、独特の施設が建立された。釈尊の舎利を奉安した仏塔、本尊を安置した金堂、僧侶が経典の講義や説教をする講堂、梵鐘を懸けた鐘楼、経典を保存した経蔵、僧侶が住した僧房などであり、全体は伽藍と呼ばれる。これらの施設は、仏教伝来時に新技術として導入されたものであり、仏教教義の変化に伴って伽藍も変遷している。奈良時代には聖武天皇によって中国の事例を規範として、仏教による国家鎮護をめざした諸国国分寺の建立が行われ。様々な伽藍配置が採用されている。鎌倉新仏教では、それぞれの宗派による伽藍配置に特徴がある。仏教伝来以降の各時代における伽藍配置の変遷を確認する。鐘楼に懸けられた梵鐘は仏教の梵音具の代表とされる。音を出す仏具は梵鐘のほかに鰐口、雲板、証鼓、木魚などがあり、日蓮宗では木柾も使用されている。音を発することにより儀礼の区切りをつけ、宗教的雰囲気を高め仏心を呼び覚ますとともに、梵鐘撞打によって生者の煩悩を払い死者の往生を願うものとされる。鎌倉時代に定型し現在に至る梵鐘の変遷を確認する。到達目標時代ごとに重視された仏教思想に伴った伽藍の変遷から、現在に至る背景を確認できる。梵音具の代表としての梵鐘の変遷授業外学修内容・授業外学修時間数を、梵鐘を製作した鋳物師の様相とともに確認できる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】唐・天竺の伽藍【第2回】朝鮮半島の寺院【第3回】古代の伽藍【第4回】法隆寺論争【第5回】白鳳寺院【第6回】国分寺【第7回】鎌倉新仏教の伽藍【第8回】近世寺院の伽藍抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考池上 悟池上 悟第1期第2期講義コード11B6136101授業形態講義科目名考古学特講9履修前提条件授業の目的3世紀後半代から7世紀代に至る古墳時代は、前期・中期・後期・終末期に細分されて研究されている。本講義では武蔵地到達目標武蔵地域における古墳事例の検討により、古墳文化は全列島的に一定の規律の下に展開したことが理解できる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢30%、期末試験70%フィードバックの内容前回授業の内容を、次回授業冒頭で確認する。教科書指定図書『古墳文化論攷』池上 悟(六一書房)2010、『横穴墓論攷』池上 悟(六一書房)2015参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習その他講義コード11B6136201授業形態講義科目名考古学特講10履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢30%、期末試験70%フィードバックの内容前回授業の内容を、次回授業冒頭で確認する。教科書指定図書『仏教考古学講座』石田茂作など(雄山閣出版)1984、『梵鐘と考古学』坪井良平(ビジネス教育出版)1989参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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