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史学科― 149 ―明治期以降の近現代に登場したメディアの発達と、その歴史を概観する。特に新聞社や対外通信社を事例にとりあげ、国家の情報政策とメディアがどのように関わってきたのかを検討する。また、国際社会のなかでの日本のメディアの位置づけにも着目し、情報の内と外を考察する。・情報の成立ちについて説明できる。この科目では、合計60時間以上の授業外学修を行うこと。事前学習は、講義内容のプリントを読み予習を行うこと(15時間)。事後学習は、①授業プリントで復習を行うこと(15時間)、②国内・海外の情報の成立ちを考えること(15時間)、③小レポートを作成すること(15時間)。【第1回】世界のメディア事情【第2回】新聞社の発達【第3回】メディアの発達と海外情報【第4回】第一次世界大戦前後の対外通信社【第5回】1920年代のメディア(1)組合主義のメディア【第6回】1920年代のメディア(2)大衆のメディア【第7回】1920年代のメディア(3)昭和初期の報道【第8回】満州事変と情報政策期末試験60%、授業内の小テスト20%、小レポート15%、および授業への取組み姿勢5%で評価する。到達目標に記載の内容について、自身の言葉で説明できることを定期試験の評価基準とする。また、小レポートを作成できることを評価基準とする。配布プリントはポータルサイトに掲載する。小テストについては翌週以降の授業内で解説する。期末試験の解答ポイントを試験終了後、ポータルサイト等に掲載する。提出された課題は添削し、授業期間内に返却する。本講義は日本と中国がグローバル化した国際社会の中で関係を結んだ日本開国以降の日中関係について、主に経済的・外交的側面を重視しながら検討します。このことを通じて、同時代の人々が日中関係をどのようにとらえ、どう行動したのかを理解することを目的とします。また、毎回の授業で史料を配布し、一緒に読解する時間を取ります。史料を解釈できた、史料を読んで楽しいと感じる経験をしてもらいたいと思います。過去の日中関係について同時代的な見方を知ることにより、日中関係を考える多様な視点を身に着け、歴史的経緯を踏まえて現在の日中関係を考察できるような能力を獲得する。新しい史料を前にしたとき、自分にも読み取れて解釈できるかもしれないと思えるだけの自信を獲得する。指定した参考書等を用いた予習を毎回の授業前に1時間程度行う。毎回の授業後にリアクションペーパーの作成と授業内容の復習を2時間程度行う。期末レポートもしくは期末試験の対策を15時間程度行う。以上を合わせて、60時間の授業外学習を行う。【第1回】ガイダンス 近代日中関係をどう見るか【第2回】自由貿易帝国主義と中国【第3回】自由貿易帝国主義と日本【第4回】日本の開港 -対欧米【第5回】日本の開港 -対アジア【第6回】日清戦争とアジア国際秩序 脱亜論【第7回】条約改正と華僑【第8回】日本の工業化と海外情報戦略の展開授業への取り組み姿勢20%、リアクションペーパー40%、期末レポートもしくは期末試験(受講者数によって決定する)40%で評価します。リアクションペーパー、期末レポートもしくは期末試験は、授業内容及び参考書を自分の言葉で説明できること、それを踏まえて自分なりに新たな疑問や関心を持ち、それについてさらに調べることができることを評価基準とします。『大学の日本史④ 近代』小風秀雅編(山川出版社)2016年、『ハンドブック日本経済史』平井健介・島西智輝・岸田真編著参考書(ミネルヴァ書房)2021年、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子(朝日出版社)2009年、『国境を越える歴史認識-日中対話の試み』劉傑・三谷博・楊大慶編(東京大学出版会)2006年教員からのお知らせ変化する日中関係の中で、中国にかかわる日本人、日本にかかわる中国人たちが自身の立ち位置をどのように考え、どのよオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容史料(リアル教材)の読解、意見共有を行います。授業の内容をまとめる、ジャパンナレッジ等を使って参考資料を調べるその他うに行動してきたのかを考えたいと思っています。といった能動的な授業外学習を行います。教員からのフィードバックによる振り返りを行います。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】1930年代の新聞と広告【第10回】日本の情報発信と国際化【第11回】情報政策と同盟通信社の設立【第12回】戦時下の情報(1)海外情報網【第13回】戦時下の情報(2)新聞統制【第14回】GHQ占領期と戦後のメディア【第15回】全体のまとめ【第9回】上海への日本人居留民の進出【第10回】植民地獲得の論理【第11回】「満洲」経営【第12回】日貨排斥運動と日本人居留民【第13回】在華紡の形成【第14回】「満洲」と中国「本部」のねじれ【第15回】全体のまとめ佐藤 純子渡辺 千尋第2期第2期講義コード11B6131701授業形態講義科目名日本史特講17履修前提条件授業の目的到達目標・近現代のメディアの歴史を説明できる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容教科書指定図書参考書教員からのお知らせ教科書は使用しないが、授業内で参考図書を適宜紹介する。小レポートには立正大学図書館の新聞データベースを利用予定。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。またメールcyrrp608@ybb.ne.jpにて質問・相談を受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習、教員からのフィードバックによる振り返りその他講義コード11B6131801授業形態講義科目名日本史特講18履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックは、翌週の授業の最初に行います。教科書指定図書   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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