担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期 ― 146 ―講義コード11B6130901授業形態講義科目名日本史特講9履修前提条件授業の目的和菓子の歴史的な発展段階を食文化史および日本史の中で位置づける。到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末試験80%、レポート10%、授業の取り組み姿勢10%フィードバックの内容定期試験の模範解答を試験終了後に配布する。教科書『図説和菓子の歴史』青木直己(筑摩書房)2017年指定図書参考書教員からのお知らせ授業ごとに資料を配布します。適宜、参考図書を紹介します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習その他株式会社虎屋の虎屋文庫元研究主幹として勤務してきた教員が、そこで行なってきた和菓子・日本の食文化に関する調査・講義コード11B6131001授業形態講義科目名日本史特講10履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法筆記試験(小レポート作成を含む)70%、授業への取り組みで30%。フィードバックの内容できる限り授業中に質問時間を設けて応じていきます。皆さんの疑問・質問の中から「享保改革」について学び、考えられ教科書『徳川吉宗』辻達也(吉川弘文館)1985年指定図書『幕藩体制の展開と動揺(上)』井上光貞等編(山川出版社)1996年、『近世関東の村落支配と農民』松尾公就(大河書房)参考書授業中に指示する教員からのお知らせ根拠となる歴史史料も併せて使用します。史料の読み方、そこから明らかになること、それらを考え組み立てていくことにオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、主に授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習その他古代~近世における菓子をとりまく歴史的、社会的、文化的な事象および環境とのかかわりを理解する。各時代の菓子の特徴と歴史的な意義を理解する。各時代の菓子と食文化との関係性を理解する。各時代における菓子と経済史ほか諸分野との関係性を理解する。文化史的な事象と菓子との関係を理解する。和菓子を通した日本歴史を理解する。教科書および紹介した図書の授業相当箇所の予習に30時間。配布した資料を基にした復習に30時間、合計60時間の学修をおこなうこと。【第1回】ガイダンス 日本史および食文化史における菓【第2回】先史時代の食文化と「菓子」的な食品について【第3回】奈良・平安時代における菓子【第4回】中世の菓子 点心①【第5回】中世の菓子 点心②【第6回】中近世移行期の菓子 南蛮菓子【第7回】16~17世紀前半における京都の菓子【第8回】17世紀における京菓子の成立過程レポートに対する全体的なコメントをWebClassにアップする。研究の経験を活かして、和菓子の歴史について解説する。世界史的にも特徴的な日本の近世封建社会、成立から1世紀を経る頃になると、社会全体にひずみ(矛盾)が顕著に現れ、修正(=改革)が必要となった。本講義では、その政治的・社会的背景を考えていく。1720~40年代に行われた所謂「享保改革」期を中心に、政治・政策のみならず、社会の基盤であった農村と農民、都市(町)と町民の動きなどにも視点をあて、日本歴史上の転換期の意味を考えることを目的とする。日本近世封建社会の特色を検証しつつ、そこからどのような矛盾が生まれ展開していったか、それに対して幕府はどのような修正(改革)を試みたのか、そのことで後にどのような影響をもたらしたか。「享保改革」を通して日本近世社会の理解を深めるとともに、歴史の連続性と非連続性を視る力を養うことを目標とする。幅広く行われた所謂「享保改革」の諸政策について、いくつかの概説書・研究書を読んで学習すること。その学習の予習・復習で40~50時間以上を必要とする。配布資料の予習(調べ)、復習、まとめる学習で40時間以上を要する。【第1回】ガイダンス 世界史の中の日本近世封建社会【第2回】兵農分離と近世の農村・農民【第3回】近世封建社会の再生産構造【第4回】新井白石の改革と社会の変化【第5回】近世封建社会の矛盾と徳川吉宗政権の成立【第6回】「享保改革」と人材の登用【第7回】倹約政策と大岡忠相【第8回】幕府勘定方の改変と年貢収納高の変遷たら良いと思います。2016年力点をおきます。歴史研究に真剣に向き合う方の受講を望みます。子史研究の過去と現状抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】京菓子の全国伝播と社会的背景【第10回】京都、江戸および各地における菓子業の発展【第11回】国産製糖業の展開と菓子業【第12回】19世紀における和菓子の完成【第13回】儀礼と菓子(嘉定)【第14回】江戸の旅文化と菓子【第15回】全体のまとめ【第9回】定免法の導入と享保の飢饉【第10回】新田開発政策と武蔵野新田【第11回】「享保改革」後期の幕府の体制【第12回】元文の貨幣改鋳と財政再建問題【第13回】勘定奉行神尾春央の年貢増徴政策【第14回】新田開発と飢民救済問題【第15回】まとめ(享保改革の歴史的意義を考える)青木 直己松尾 公就第2期第1期
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