史学科講義コード11B6130101授業形態講義科目名日本史特講1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法第2期末筆記試験:授業への取り組み→80%:20%の割合での総合評価。フィードバックの内容webclassを用いて質問を送ってもらう場合は返信として質問に答える。口頭などの場合はその場で答える。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容授業時、質問を求めたり、リアクションペーパーを提出してもらい、これに回答するかたちなど、可能な限り、対面や質問や感想を紙でもらうなど、デジタル媒体を用いない手段で行いたい。教科書は指定せず、配布資料をもってこれに代えます。また、授業内容に関係ある参考文献等は、必要に応じて授業の中で紹介します。比較的大きな教室での授業になります。私語は厳禁です。その他 担 当 教 員 開 講 期 ― 143 ―この授業では、中学や高等学校では扱わなかった分野史をあつかう。有職故実という歴史学の基礎学の視点から、平安貴族社会の女装を考えていく。「十二単(じゅうにひとえ)」と呼ばれる貴族女性の正装「女房装束」の成立を概観する予定である。また、文化史的な視点で歴史と接することの実例を示す。なお、本年度のトピックとしては女房装束成立の前提である後宮や、朝廷における女性の位置づけや色彩感覚などをとりあげる。平安時代に限定することなく、朝廷貴族社会を深く考えるためのヒントを学ぶ場とすることを授業の目的とする。また、柔軟な思考、多様な価値観を学ぶこともあわせて授業の目的とする。①歴史資料に触れた際、朝廷貴族社会の諸資料から、公私などの状況や人々の序列、時代性を正確に読み取れるようになること。②学校教育の場において、生徒の興味や関心を育てることのできる歴史教育のノウハウの一端を身につけること。③歴史学のみならず、物事には多様な考え方や価値観、ものさしのあることを知ることができ、学生一人一人のものにすることができる。授業後、配布資料をきちんと読むこと、講義を聞ききちんとメモをとること。授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第1回】ガイダンス/授業計画等の説明【第2回】平安貴族社会の通過儀礼(1)【第3回】平安貴族社会の通過儀礼(2)【第4回】飛鳥期以前の女装【第5回】飛鳥期の女装【第6回】白鳳期の女装【第7回】奈良期の女装(1)【第8回】奈良期の女装(2)ンン※上記の予定で授業を進めるが、各回のテーマに設定した回数など、多少の変更はあり得ることをご了承願いたい。ン※休講に際しては、原則、学期末の補講期間ではなく、土曜日を利用した補講で対応する。なお、筆記試験は論述等の予定。この筆記試験を受験しない場合は単位を認定しない。高等学校まではおそらく習ったことのない専門性の高い内容です。わからないことはその都度、質問すること。自主的にメモをしっかり取ってください。また、配布資料をきちんと読んで授業に臨んでください。受身の学修姿勢では単位はとれません。抽 選 の 有 無あり備考【第9回】後宮の変遷と女性の位置について(1)【第10回】後宮の変遷と女性の位置について(2)【第11回】平安期の女装(1)【第12回】平安期の女装(2)【第13回】平安期の女装(3)【第14回】平安期の女装(4)【第15回】補足佐多 芳彦第1期
元のページ ../index.html#153