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― 132 ―「中国」を中心とするユーラシア東方地域の歴史を、通時的かつ包括的に学ぶことで、「中国」がどのように成り立ち、その歴史は近隣諸地域の動向とどのようにかかわりながら展開してきたか、について考えていきます。またその中で、日本がどう位置づけられるのかについても考えていきます。本授業では、魏晋南北朝時代、隋唐時代、および唐末五代の変革の時代について学びます。次のことを目標とします。1.ユーラシア東方地域の歴史的展開の概略を説明できる。2.ユーラシア東方地域の歴史的展開が、世界史の中で占める位置について説明できる。3.ユーラシア東方地域の歴史的展開の中で、日本が占める位置について説明できる。4.歴史をふまえて考えることの意義を理解する。授業で学んだことをより深く探求するため、意識的に世界史、東洋史に関係する書籍を読んでください。授業内でも読みやすい参考文献を積極的に紹介しますので、講義時間以外にそうした分野の読書のための学修時間を60時間以上を確保してください。【第1回】秦漢帝国と隋唐帝国【第2回】西晋と五胡政権【第3回】鮮卑と北魏【第4回】北朝【第5回】南朝【第6回】南北朝時代と周辺諸地域【第7回】隋の統一【第8回】唐の成立【第9回】唐と「律令体制」【第10回】「隋唐世界帝国」と周辺諸地域【第11回】安史の乱と「藩鎮体制」【第12回】唐の衰亡と五代十国【第13回】唐宋変革【第14回】「倭」と「日本」【第15回】まとめ授業への取り組み姿勢(40%)と、期末レポート(60%)に基づいて評価します。「授業への取り組み姿勢」の部分では、毎回配布するリアクションペーパー(小テスト的理解度確認を含む)の内容を重視します。レポートに対する講評はWebClass上でおこないます『中華の成立:唐代まで』渡辺信一郎(岩波書店)2019、『中華の崩壊と拡大:魏晋南北朝』川本芳昭(講談社)2020、『絢爛たる世界帝国』氣賀澤保規(講談社)2020、『南北朝時代:五胡十六国から隋の統一まで』会田大輔(中央公論新社)2021、『隋:「流星王朝」の光芒』平田陽一郎(中央公論新社)2023、『唐:東ユーラシアの大帝国』森部豊(中央公論新社)2023上述のように重要な成績評価の対象ですので、回答忘れに注意してください。また、WebClassのメッセージ機能でも受け付けます。抽 選 の 有 無なし備考谷口 建速第2期講義コード11B6123401授業形態講義科目名東洋史概説2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容リアクションペーパーのフィードバックは、次回授業時およびWebClass上でおこないます。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ毎回、リアクションペーパーを配布します(もしくはWebClass上にアンケートを設定します)。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習その他   担 当 教 員    開 講 期 

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