史学科― 107 ―2Aでは、1Aに引き続き、史料を通じて、古代史における歴史事象の調査や研究の進め方を身につける。また、卒業論文提出を次年度に控え、自らの興味関心を育てる。卒論の研究テーマを絞り込み、問題意識をもって取り組む最初の一歩となる。いずれも、学生の報告形式で史料講読を主軸に、卒論に向けての研究発表もおこなう。史料は第1期に決定したものをあつかう。一巡目は昨年度のやり方を踏襲する。前年度よりも担当する分量を増やしながら、調査事項もより深いものとなるような講読を続ける。第2期は、冒頭において学生個々の研究テーマに関して発表をおこなう。①史料の読解を自力で行えるようになる。②卒論で取り上げたいテーマや、興味関心のあるテーマについて、必要な基礎知識を獲得する。③そのうえで研究テーマに対する具体的な問いかけをおこなえるようになる。④自己の考えを、言葉にして発信できるようになる。自らの興味ある歴史事象について、関連書籍を読んだり、博物館や美術館、図書館、資料館などに足を運び、基礎知識の充実に努めてほしい。授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第1回】授業概要の説明、年間計画の調整【第2回】夏期、研究の口頭報告①【第3回】夏期、研究の口頭報告②【第4回】夏期、研究の口頭報告③【第5回】史料を読む①輪読【第6回】史料を読む②輪読【第7回】史料を読む③輪読【第8回】史料を読む④輪読ンン※夏休み終了後にレポートを提出してもらい、あわせて口頭報告をしてもらう。本・全訳本などからコピー&ペーストするような報告者については厳しく対応する。質問・相談等は、そのままにせず、かならず教員に相談のこと。①専門的な学術論文を的確に読解することができるようになる。②テーマに関連した文献や、典拠となる史料の探索・収集ができるようになる。③注を付けた小論文を作成することができるようになる。関連する文献や史料の探索・収集など、60時間以上の授業外学修を行うこと。WEB上でできることは限られている。図書館を積極的に活用してほしい。【第1回】ガイダンス【第2回】研究テーマと文献収集の報告(1)【第3回】研究テーマと文献収集の報告(2)【第4回】研究テーマと文献収集の報告(3)【第5回】研究テーマと文献収集の報告(4)【第6回】調査研究の報告(1)【第7回】調査研究の報告(2)【第8回】調査研究の報告(3)【第9回】調査研究の報告(4)【第10回】調査研究の報告(5)【第11回】調査研究の報告(6)【第12回】調査研究の報告(7)【第13回】調査研究の報告(8)【第14回】調査研究の報告(9)【第15回】まとめ、卒業論文に向けてのガイダンス②小論文(40%)…提出は単位修得の必須条件とする浜田久美子(吉川弘文館)2020、『最新版 論文の教室』戸田山和久(NHK出版)2022抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】史料を読む⑤輪読【第10回】史料を読む⑥史料を使う意味【第11回】史料を読む⑦史料を使う意味【第12回】史料を読む⑧史料を使う意味【第13回】史料を読む⑨史料を使う意味【第14回】史料を読む⑩史料を使う意味【第15回】史料を読む⑪史料を使う意味佐多 芳彦齊藤 研一第2期第2期講義コード11B6121401授業形態演習科目名日本史演習2A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢40%、提出物30%、報告などの内容30%による総合評価とします。なお、史料講読時、参考書や注釈フィードバックの内容授業時、適宜おこなうものとする。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ漢和辞典、日本史事典は必携。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容講義主体のときもあるが、基本的には学生に問いかけ、あるいは意見を求める形式でおこなう。個人ないしは2・3名ずつのグループワークで課題に取り組んでもらい、それをゼミ生の前で報告、みなで質問したり、意見を出し合ったりする。その他史料の輪読や、ゼミ生の研究報告に際しては、質問や意見交換など、積極的な発言を心がけること。また年度末3月に卒論のための小勉強会をおこなう。問題提起について重点的に考える場としたい。講義コード11B6121402授業形態演習科目名日本史演習2B履修前提条件授業の目的卒業論文を意識して、各自で選んだ研究テーマについて調査・研究を進め、注を付けた小論文を作成する。到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法①授業への取り組み姿勢(60%)…積極的な授業参加、適切な調査・報告ができたかなどフィードバックの内容授業内にて解説する。教科書指定図書参考書『増補改訂新版 日本中世史入門』秋山哲雄、田中大喜、野口華世編(勉誠出版)2021、『日本史を学ぶための図書館活用術』教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受付ける。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学修、演習、プレゼンテーションなどその他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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