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哲学科― 81 ―「ドラマ」「リズム」などの語源となっており、また欧米をはじめとする世界の文化に大きな影響を与えてきた、古典ギリシア語を、基礎の第一歩から学びます。ギリシア文字の発音の練習から始めて、基本的な名詞や動詞、形容詞の変化形などの学習を通して、古典ギリシア語の文章の理解を深めていきます。課題レポートに出された練習問題などを、毎日少しづつでもこなしていくことが上達の秘訣です。ギリシア語1の授業期間中に10回以上出題される課題レポートを、自分で考えて着実に提出し続けるように学習すること。また返却された添削済のレポートを熟読してよく復習すること。以上を積み重ねて、計60時間以上の授業外学習をおこなうこと。【第1回】ギリシア語とは、ギリシア文字、発音、気息記号【第2回】発音・アクセント・句読点、動詞変化 現在直説法能動相【第3回】名詞変化 第一変化(1)(2)【第4回】名詞変化 未来直説法能動相、名詞変化 第一変化(3)【第5回】名詞変化 第一変化(4)、動詞変化 未完了過去直説法能動相【第6回】名詞変化 第二変化、形容詞の変化、第一・第二変化【第7回】前置詞、動詞変化 アオリスト直説法能動相【第8回】動詞変化 現在完了・過去完了、指示代名詞【第9回】直説法能動相本時称、副時称、「ある」「言う」の現在直接法【第10回】疑問代名詞と不定代名詞、直説法中動相、人称代名詞【第11回】アオリスト・現在完了等の直説法中動相、再帰代名詞【第12回】第二アオリスト直説法能動相および中動相、直説法受動相【第13回】第三変化の名詞(1)(2)、能相欠如動詞・約音動詞(1)【第14回】約音動詞(2)、黙音幹動詞、第三変化の形容詞【第15回】流音幹動詞、第三変化の名詞(3)対するフィードバックはWebClassにても行います。基本を学んだ古典ギリシア語1に続いて、条件文や不定法、分詞などの学習を通して様々なタイプの文章を読みこなせるように、さらなるステップアップを目指します。このギリシア語2をしっかりと学び終えたその先には、プラトン、アリストテレス、ギリシア悲劇、新約聖書、エウクレイデス(ユークリッド)など、人類の叡智の結晶とも言える、古典ギリシア語文献を直接に接して読むことができる、広大な世界が待ち受けています。到達目標必要な文法事項を一通り学び、様々なタイプの文章に触れて、古典ギリシア語文献の原文を直接読むことができるようになる、基本的な力を養うこと。ギリシア語2の授業期間中に10回以上出題される課題レポートを、自分で考えて着実に提出し続けるように学習すること。授業外学修内容・また返却された添削済のレポートをよく熟読して復習すること。以上を積み重ねて、計60時間以上の授業外学習をおこなう授業外学修時間数こと。【第1回】接続法能動相、中動相・受動相【第2回】母音交換、条件文概説【第3回】予想的未来を示す条件文、不定法(1)【第4回】不定法(2)、第三変化の名詞(4)【第5回】関係代名詞、希求法能動相、希求法中・受動相【第6回】第三変化の形容詞(2)、可能的未来の条件文、第三変化の名詞(5)【第7回】分詞(1)、分詞(2)【第8回】第三変化の名詞(6)、分詞の用法、形容詞の比較【第9回】可能性の希求法・数詞、形容詞の不規則な比較、反復的想定の条件文【第10回】副詞の比較、命令法能動相、命令法中動相・受動相【第11回】約音動詞の命令法、間接話法(1)【第12回】間接話法(2)、動詞的形容詞、間接話法(3)【第13回】否定詞、特殊な変化の動詞(1)(2)【第14回】特殊な変化の動詞(3)(4)(5)【第15回】特殊な変化の動詞(6)、格の用法、冠詞・音韻の変化対するフィードバックはWebClassにても行います。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考伊藤 克巳伊藤 克巳第1期第2期講義コード11B5131301授業形態講義科目名ギリシア語1履修前提条件授業の目的到達目標ギリシア文字を発音できるようになること。古典ギリシア語の基礎的な文章の意味を理解できるようになること。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組みの姿勢、課題レポートの提出および内容の状況などを合わせて60%、学期末試験の結果40%で評価します。フィードバックの内容15回の授業期間中に10回以上おこなう課題レポートを、添削した上で、原則として提出の翌週に返却します。また課題等に教科書『ギリシア語入門 新装版』田中美知太郎、松平千秋(岩波書店)2012年指定図書参考書教員からのお知らせ2400年も昔の外国の言語を学ぶことは、簡単なことではありませんが、ともかく粘り強く学習を進めていきましょう。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業時間外学習。その他講義コード11B5131401授業形態講義科目名ギリシア語2履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法授業への取り組みの姿勢、課題レポートの提出および内容の状況などを合わせて60%、学期末試験の結果40%で評価します。フィードバックの内容15回の授業期間中に10回以上おこなう課題レポートを、添削した上で、原則として提出の翌週に返却します。また課題等に教科書『ギリシア語入門 新装版』田中美知太郎、松平千秋(岩波書店)2012年指定図書参考書教員からのお知らせこのギリシア語2の学習の修了後には、広大なギリシア語文献の世界に、直接触れることができるようになります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容能動的な授業時間外学習。その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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