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本授業は、卒業論文完成のために、演習形式で議論を通して考察を深めることを目的としている。夏季休業期間に執筆した論文を授業の中で検討し合い、全員が10月末日までに1万5000字以上を執筆して仮提出し、その後中間発表を行う。受講生は題目、目次、要旨を明記したレジュメを用意して、卒論全体の論旨を明確に論じる。その後、近いテーマの受講生同士がグループを作り、互いに検討して協力し合う。11月末には2万字の原稿を完成させ、最後の個別指導を経て、4年間哲学を学んだ証となるような論文作成を目指す。その間、患者さんたちの交流を図りと学生のモチベーション維持するために、スカイプ通信や哲学対話を楽しめるようなワークショップを適宜行う。到達目標受講生同士の討論や教員の指導を通して、卒業論文の規定の字数(2万字以上)作成することができる。そして、卒論の内容を公開の中間発表会で報告することができる。最後に論文を精査し、卒業論文を自分の力で完成することができる。卒業論文を作成するために、近いテーマの学生の論文を読み、批判する。受講生や教員の指摘を受けて、論文を改善すべく、執筆を進め完成させる。生命倫理をテーマとする学生は、福祉施設関係者やALS患者とのZoom臨床哲学対話に参加し、卒業論文についてコメントをいただき、それを勘案して論文を完成する。以上、授業外で卒論執筆に関わる60時間以上の学修を行う。【第1回】卒論執筆状況報告1【第2回】卒論執筆状況報告2【第3回】卒論執筆状況報告3【第4回】卒論執筆状況報告4【第5回】卒論執筆状況報告5【第6回】卒論読み合わせ1【第7回】卒論読み合わせ2【第8回】卒論読み合わせ3【第9回】中間発表会1【第10回】中間発表会2【第11回】卒論読み合わせ4【第12回】卒論最終チェック【第13回】卒論要旨作成【第14回】卒論口頭試問1【第15回】卒論口頭試問1ンン注:授業の進行は受講生の興味関心に適宜対応するので、予定を変更する可能性もある。メーリングリストやWebClassを活用してください。第1期 火曜 14:30-15:30 第2期 木曜11:30-12:30場所 研究室2号館1202stasaka@ris.ac.jpにメールでの予約推奨。他の時間帯やオンラインも要相談。名か4名で行い、グループごとに発表し、意見交換する。抽 選 の 有 無なし備考田坂 さつき第2期講義コード11B5123501授業形態演習科目名上級演習4履修前提条件授業の目的授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法成績は課題提出50% 学期末レポート50%で評価する。フィードバックの内容WebClassにて適宜フィードバックを行う。教科書指定図書『生権力の歴史-脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって』小松美彦 (青土社)2012参考書教員からのお知らせ卒業論文を精査するために、上級演習の時間外も、近いテーマの学生と読み合わせや討論をすることをすすめます。ゼミのオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容毎時間発表を2名程度行い、挙手により意見共有し、教員がコメントする。後半、グル-プ・ディスカッションを3その他「体験学習1」を合わせて履修すること。   担 当 教 員    開 講 期 ― 56 ―

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