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予習は不要だが、授業の内容を復習して自分の中で整理しておく必要がある。そのために60時間以上の授業外学修が求められる。【第1回】私的体験(1)【第2回】私的体験(2)【第3回】私的体験(3)【第4回】経験と知(1)【第5回】経験と知(2)【第6回】経験と知(3)【第7回】意味の在りか(1)【第8回】意味の在りか(2)【第9回】意味の在りか(3)【第10回】行為と意志(1)【第11回】行為と意志(2)【第12回】行為と意志(3)【第13回】自由(1)【第14回】自由(2)【第15回】自由(3)メールで随時質問・相談を受け付けます。面談希望の人もメールで予約してください。アドレスはnoya@u01.gate01.comカントは、彼の批判哲学の基礎を置いた『純粋理性批判』を1781年に公刊したとき、すでに齢五十七歳であった。それ以前の長い哲学者としてのキャリアにおいて、彼はさまざまな研究を行なっていたことが知られている。この演習では、そのうちでも30代初頭におけるカントの形而上学の立場を示す論文「形而上学的認識の第一原理」を精読する。そこには、ライプニッツ-ヴォルフ哲学と通称される当時のドイツの大学における哲学スタンダードの内側から、自分の哲学的思考を形成しようとするカントの苦闘の跡を見ることができよう。この科目では、以下のような作業をして60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、各回に読むテクストの該当箇所を下読みして、理解できない点を明確にし、必要に応じて質問できるようにして授業を受けること。授業後には、授業の内容を念頭に置きながら、該当箇所を反復読み、自分なりのまとめを執筆すること。【第1回】イントロダクション【第2回】「形而上学的認識の第一原理」「構想の意図」を読む【第3回】「形而上学的認識の第一原理」第一章を読む【第4回】「形而上学的認識の第一原理」第一章を読む・続き【第5回】「形而上学的認識の第一原理」第一章を読む・続き【第6回】「形而上学的認識の第一原理」第一章を読む・続き【第7回】「形而上学的認識の第一原理」第二章を読む【第8回】「形而上学的認識の第一原理」第二章を読む・続き【第9回】「形而上学的認識の第一原理」第二章を読む・続き【第10回】「形而上学的認識の第一原理」第二章を読む・続き【第11回】「形而上学的認識の第一原理」第三章を読む【第12回】「形而上学的認識の第一原理」第三章を読む・続き【第13回】「形而上学的認識の第一原理」第三章を読む・続き【第14回】「形而上学的認識の第一原理」第三章を読む・続き【第15回】総括は出席扱いにしません。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考野矢 茂樹湯浅 正彦第2期第1期講義コード11B5122301授業形態演習科目名哲学演習8履修前提条件授業の目的哲学の諸問題を知り、理解を深める到達目標哲学の諸問題に対し、深い理解を獲得し、自ら考える姿勢をもつようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点(40%)と最後のレポート提出(60%)で評価します。フィードバックの内容リアクションペーパーの回答に対するフィードバックは次回の授業で行う。教科書『哲学の謎』野矢茂樹(講談社現代新書)1996年指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容毎回リアクションペーパーに質問を書いてもらい、次回の授業はその質問に答えることから始める。その他:経済事情が悪化して教科書の購入が難しい人は相談してください。貸与します。講義コード11B5122401授業形態演習科目名哲学演習9履修前提条件授業の目的到達目標カントのテクストの読解をつうじて、西洋哲学へのなにがしかの理解を得ることができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末のレポート60%、平常点40%により総合的に評価する。フィードバックの内容小テストを行なった場合には、模範解答を示す。教科書プリントを配布する。指定図書なし。参考書適宜紹介する。教員からのお知らせ適宜質問や討論の時間を設けるつもりですので、積極的に発言して哲学的な体験を深めるようにしてください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容グループディスカッション。その他テクストをもたない者(家へ忘れてきた場合を含む)の授業への参加を認めません。また、理由なく授業に遅刻して来た者   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 48 ―

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