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文学科日文コース講義コード11B8134201授業形態講義科目名日本書道史履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業内期末試験(70%)、授業への取り組み(30%)によって評価します。期末試験では、基礎知識の定着度を問います。フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックを翌週授業の冒頭で行います。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書参考書『書道テキスト3日本書道史』古谷稔(二玄社)2010教員からのお知らせ本科目は、高等学校「書道」の教員免許のための教職科目です。教員免許取得を目的としない場合であっても、書に関心がオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他講義コード11B8134301授業形態講義科目名中国書道史履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末試験(70%)、授業への取り組み(30%)によって評価します。期末試験では、基礎知識の定着度を問います。フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックを翌週授業の冒頭で行います。教科書毎回の授業で配付するハンドアウトをもって教科書に代えます指定図書オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り。その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 377 ―日本の書道の歴史について講義をします。書の遺品を鑑賞する際、筆法などの技法面ばかりに注目するのではなく、その遺品が制作された背景も同時に捉える必要性があります。そのため、本科目では日本の書道文化の歴史を概観することで、書の造形面のみならず、遺品の背景に着目します。つまりは日本語、日本文学や美術史、文化に関する学習を通して広い視野で遺品を捉え、考察する力を身につけることを目標とします。・日本書道史上の代表的遺品や人物、および重要事項等を理解する。・日本書道史に関する基本的知識を修得し、歴史的展開の概要を把握する。・日本文学や美術史、文化に関する学習を通して広い視野で遺品を捉え、考察する力を身につける。・美術館や博物館等で適切に遺品を鑑賞できる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことが求められます。自分が関心をもった作品や書人について、図書館で関連する本を探し、深く掘り下げてください。また、首都圏には、書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。自ら足を運び、なるべく多くの本物に触れてください。【第1回】飛鳥~奈良:日本の金石文【第2回】飛鳥~奈良:真仮名・草仮名の遺品【第3回】奈良~平安:写経【第4回】平安前期:和様の書【第5回】平安中期:仮名の鑑賞法【第6回】平安中期~後期:世尊寺家の仮名【第7回】平安中期~後期:料紙装飾【第8回】平安後期:源氏物語絵巻あり、真剣に学ぶ意思のある方の受講は歓迎します。中国の書道の歴史を講義します。書はかつて中国を中心とする東アジア漢字文化圏を代表する芸術でした。書の芸術を論じるには、その歴史的背景を理解することが不可欠です。そこで、各時代の社会的・政治的・文化的背景において、書がいかなる役割を果たしていたかという視点を重視しつつ、殷代の甲骨文から清の金石書法にいたる各時代の書の名品を取り上げ、通史として講義します。・中国の書の時代的特徴を歴史的背景と関連づけて理解する。・各時代を代表する書人や作品について、その書法的特徴と芸術的価値を理解する。・漢字文化のなかに書を位置づけ、その意義を説明できる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うことが求められます。自分が関心をもった作品や書人について、図書館で関連する本を探し、深く掘り下げてください。また、首都圏には、書の作品を所蔵・展示している博物館や美術館がたくさんあります。自ら足を運び、なるべく多くの本物に触れてください。【第1回】甲骨文と殷の古代宗教【第2回】西周金文と封建制【第3回】春秋戦国時代の文字文化【第4回】始皇帝の文字統一【第5回】漢代の簡牘と碑【第6回】王羲之【第7回】北魏楷書【第8回】初唐の三大家『中国書道史』神田喜一郎(岩波書店)1985、『書の文化史上・中・下』西林昭一(二玄社)1991-1999、『新訂書の歴史中参考書国篇』伏見冲敬著・筒井茂徳補(二玄社)2012、『決定版中国書道史』角井博監修(芸術新聞社)2009、『中国書法史入門』劉濤著・河内利治監訳・亀澤孝幸訳(科学出版社東京)2021教員からのお知らせ本科目は、高等学校「書道」の教員免許のための教職科目です。ただし、教員免許取得を目的としない場合であっても、書に関心があり、真剣に学ぶ意思のある方の受講は歓迎します。本授業に関する質問・相談は、授業時間後、次の授業に支障のない範囲で教室内にて対応します。また、メールでも受け付けます。E-mail:isonomia1219@gmail.com抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】鎌倉:藤原定家の書【第10回】鎌倉~室町:墨跡【第11回】鎌倉~室町:宸翰【第12回】安土桃山~江戸初期:寛永の三筆【第13回】江戸後期:唐様書道と和様書道【第14回】平安~江戸:表装と装丁【第15回】まとめ:授業内試験【第9回】孫過庭《書譜》【第10回】書の革新:狂草と顔真卿【第11回】北宋の三大家:蘇軾・黄庭堅・米芾【第12回】元の復古主義【第13回】明の呉派と華亭派:祝允明・文徴明・董其昌【第14回】明末清初の長条幅連綿草【第15回】清の金石書法根本 知亀澤 孝幸第2期第1期

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