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― 364 ―期末レポート:40%授業計画は、授業内容の性格上、大きく前後したり変更したりする可能性があります。教員からのお知らせ授業の大半は、翻刻と語釈の検討が占める予定です。地味な作業に堅実に取り組む意欲のある受講生の参加を希望します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、掲示板への書き込みで受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容実習、課題解決型その他『頼光太平礎』は末期の黄表紙です。天明期の黄表紙のようなナンセンスさはありませんが、他に伝本の存在が知られていななお、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けることもできます。い珍しいものです。本授業では、伝承文学の中でも昔話を中心に取り上げる。昔話は、その伝承される土地の文化や風土の影響を受けつつも、何世代にも亘り語り継がれてきた。ゆえに昔話を見ていく際には、これを伝承する人々の生活や価値観にまで配慮する必要授業の目的があり、生活文化までを含めて授業では考察していく。到達目標昔話についての基本的知識と研究方法を身につけ、昔話に対して自身の意見を述べることができる。また、昔話の伝承の基盤である生活文化まで視野に入れて考察できるようになることが目標である。授業外学修内容・教科書と授業にて配付するプリントの予習・復習に40時間、レポートの作成に20時間、合計60時間の学修をおこなうこと。授業外学修時間数【第1回】ガイダンス【第2回】伝承文学概説(神話・伝説)【第3回】伝承文学概説(昔話・世間話)【第4回】研究方法について【第5回】異類婚姻譚(異類婿譚)【第6回】動物の葛藤譚【第7回】動物報恩譚【第8回】小鳥前生譚【第9回】来訪者歓待譚【第10回】異郷訪問譚【第11回】棄老説話【第12回】隣の爺譚【第13回】継子譚【第14回】昔話の移動と移入【第15回】まとめと復習内容について、具体的な例を挙げて論述できることをレポートの評価基準とする。ている。抽 選 の 有 無なし備考江戸時代の書物を題材に、調査・翻刻・注釈の基本を学ぶ。なお、今期は、黄表紙『頼光太平礎』(立正大学古書資料室蔵本)を教材とする。文学研究に必要な書誌学の基本の一端を理解する。くずし字と変体仮名の読解に習熟する。到達目標和本に関する基本的な事項を説明できるようになる。自分で原典の調査・翻刻・注釈が(ある程度)できるようになる。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修内容・受講した内容に関して、参考文献を参照して確実なものにすること。授業外学修時間数図書館や博物館の(web上の)展覧会など、和本を見る機会を積極的に活用して知見を増やすこと。【第1回】ガイダンス【第2回】基本的事項の説明(1)【第3回】基本的事項の説明(2)【第4回】基本的事項の説明(3)【第5回】原典の読解(巻一の1~2丁)【第6回】原典の読解(巻一の3~5丁)【第7回】原典の読解(巻二の1~2丁)【第8回】原典の読解(巻二の3~5丁)抽 選 の 有 無なし備考【第9回】原典の読解(巻三の1~2丁)【第10回】原典の読解(巻三の3~5丁)【第11回】原典の読解(巻四の1~2丁)【第12回】原典の読解(巻四の3~5丁)【第13回】原典の読解(巻五の1~2丁)【第14回】原典の読解(巻五の3~5丁)【第15回】まとめ・振り返り(※この回のみオンライン授業伊藤 善隆(教材配布型)で実施予定)立石 展大第1期第2期講義コード11B8126001授業形態講義科目名書物の基礎2履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法授業への取り組み(参加姿勢、知識の習得、課題の達成度):60%フィードバックの内容オンライン授業「掲示板」などを利用し、授業内容について随時フィードバックを行う。教科書指定図書参考書講義コード11B8130201授業形態講義科目名伝承文学2履修前提条件授業計画成績評価の方法授業への取り組み(質疑応答やコメントペーパーなど)50%、レポート(3000字以上)50%で評価する。到達目標に記載のフィードバックの内容質問やコメントペーパーに関するフィードバックは、授業時におこなう。教科書『伝承文学を学ぶ』小川直之・大石泰夫・服部比呂美・飯倉義之(清文堂)2021年指定図書授業中に指示する参考書授業中に指示する教員からのお知らせ教科書と授業配付プリントで授業を進める。扱う昔話は、学生諸君にも馴染みがある話なので、積極的な授業参加を期待しオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返りその他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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