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この授業では、文学作品の朗読を通して、作品の解釈を自分の声でどのように表現し聴き手に伝えるかを考え、実践する。毎回、簡単な発声練習を行ったうえで、朗読を行う。毎回、自分およびクラスメイトの朗読の感想等を、課題として提出する。適宜、グループでの意見共有の時間を設ける。第11回以降の授業では、グループ朗読発表と個人朗読発表を行う。・文学作品の朗読を通して、作品の解釈を深めることができる。・作品の解釈を自分の声で表現する朗読技術を身につけることができる。・自分およびクラスメイトの声を注意深く聴く機会を重ねることで、さまざまな声の効果や差異に気付く「聴く力」を養うことができる。この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。予習としては、朗読作品内の意味のわからない語句・漢字の読み等について調査する。朗読作品の黙読と音読をそれぞれ3回行う。授業内で指示した宿題に取り組む。復習としては、授業で朗読した作品を、指摘されたポイントに注意して声に出して読む。【第1回】ガイダンス 朗読って何? ―「読む」「聴く」について考える【第2回】金子みすゞの詩を読む/聴く1 朗読の基本を学ぶ【第3回】金子みすゞの詩を読む/聴く2 朗読とジェンダー【第4回】幸田文「濃紺」を読む/聴く1 小説の朗読【第5回】幸田文「濃紺」を読む/聴く2 朗読と調査【第6回】茨木のり子の詩を読む/聴く “生と死”の朗読1【第7回】竹内浩三の詩を読む/聴く “生と死”の朗読2【第8回】浅田次郎「名人」を読む/聴く1 一人称小説の朗読【第9回】浅田次郎「名人」を読む/聴く2 朗読と身体感覚【第10回】『平家物語』より「扇の的」を読む/聴く1 古典文学の朗読を体験する【第11回】『平家物語』より「扇の的」を読む/聴く2 グループ朗読発表【第12回】樋口一葉「たけくらべ」(抜粋)を読む/聴く1 さまざまな声を駆使する【第13回】樋口一葉「たけくらべ」(抜粋)を読む/聴く2 グループ朗読発表【第14回】個人朗読発表会の練習【第15回】個人朗読発表会レーニング』村上由美(平凡社)2009してください。・朗読の際もマスク着用のこと。・受講生数が15名以上の場合は、毎週全員に朗読の順番が回らず、隔週で朗読の順番が回る可能性がある。・出席者数や朗読の進度に応じて、授業内容を変更する場合がある。抽 選 の 有 無あり備考内木 明子第2期講義コード11B8125401授業形態講義科目名朗読法2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢60%、朗読発表(グループ、個人)15%、学期末レポート25%で評価する。フィードバックの内容毎回の課題に対するフィードバックを、次回の授業内またはポータルサイト内にて行う。教科書授業内で指示する指定図書授業内で指示する参考書『声が生まれる』竹内敏晴(中央公論新社)2007、『発声と身体のレッスン』鴻上尚史(筑摩書房)2012、『声と話し方のト教員からのお知らせ実技を伴う授業です。朗読実践への意欲のある学生の参加を希望します。自分の声で表現することの難しさや楽しさを体感オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容朗読発表、グループ・ワーク、プレゼンテーション、意見共有。その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 362 ―

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