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よい文章を書くには、よい文章を多く読むというのが基本である。ただし、手探りでは所期の目的に達するのは困難である。この授業では、文章を書く上での必要な文法的知識を確認した上で、文章の質を決定する各種の要因について、実例を示し授業の目的ながら解説し、学生自身が書いた文章も分析する。これによって、効果的な文章を完成する技術の修得を目指す。到達目標この授業は、他人に読んでもらえるような、効果的な文章が書けるようにするのを第一の目標とする。また、「教職課程教科科目」の一つでもあるので、国語の授業において、生徒の作文を添削する能力も、併せて修得することを目標とする。授業外学修内容・この授業では60時間以上の授業外学修を行うこと。具体的には、毎日読書をするとともに、日々気づいたことを日記にしる授業外学修時間数す習慣を身につけること。また、与えられた課題は期日までに提出すること。【第1回】ガイダンス【第2回】基礎的な技術①【第3回】基礎的な技術②【第4回】話し言葉と書き言葉【第5回】よい文章とは【第6回】文の長さ【第7回】文末表現【第8回】文の視点【第9回】文体【第10回】文章の構成①【第11回】文章の構成②【第12回】比喩表現【第13回】誇張した表現【第14回】間【第15回】作品提出・発表戸賢一(集英社インターナショナル)2019可能性に気づく。自分らしい表現を探ってゆく。短歌の創作に2時間。作品鑑賞の準備に2時間程度必要。【第1回】ゲームで知る短歌という定型。57577と遊ぶ。【第2回】ゲームで知る短歌という定型。上の句、下の句の働きを知る。【第3回】寺山修司の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第4回】中城ふみ子の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第5回】塚本邦雄の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第6回】葛原妙子の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第7回】岡井隆の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第8回】山中智恵子の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第9回】渡辺松男の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第10回】小島ゆかりの短歌を読む。各自の作品を批評する。【第11回】水原紫苑の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第12回】大森静佳の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第13回】平岡直子の短歌を読む。各自の作品を批評する。【第14回】20首詠の批評会。【第15回】20首詠の批評会。専任)本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。非常勤)本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考高野 敦志川野 里子第2期第1期講義コード11B8124801授業形態講義科目名文章上達法2履修前提条件授業計画成績評価の方法期末レポート50パーセント、授業内の課題など50パーセントで評価する。フィードバックの内容提出された課題を添削して返却する。また、そのうちの数名の作文を講評する。教科書指定図書参考書『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎(新潮社)2016、『文章読本』丸谷才一(中央公論新社)1995、『書くための文章読本』瀬教員からのお知らせ授業でプリントを配布する。特定の教科書は指定しないが、上記の参考書は期間内に読むことが望ましい。さまざまな分野の読書をしたり、日々感じたことを文章に書く習慣を身につけてほしい。書くことが好きな積極的な学生の参加を期待する。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。アクティブ・ラーニングの内容意見共有 教員からのフィードバックによる振り返りその他講義コード11B8124901授業形態講義科目名創作と研究1履修前提条件授業の目的短歌の創作と鑑賞を通じて、日本語の多用な表現やその奥行を知る。また、散文とは異なる韻文の表現力を知り、日本語の到達目標短歌の創作を楽しむことができるようになる。同時に他の作者の作品を鑑賞し、批評することが出来るようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への出席と発言。20首詠を提出し、批評会に参加する。フィードバックの内容授業内で作品についてコメントする。教科書指定図書『短歌タイムカプセル』東直子他編(書肆侃侃房)2018/1参考書教員からのお知らせNHK教育「NHK短歌」の第一週に出演しています。初心者に向けていますのでよかったら見てください。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容意見交換する。相互に批評し合う。感想を述べる。その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 360 ―

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