letters_2023_02
369/470

文学科日文コース― 359 ―抽 選 の 有 無なし備考日本語運用能力(日本語リテラシー)の大切さを認識する。人に読んでもらうための文章の基本は、“具体的”であると理解する。実際に読んだり書いたりしながら、文章を書く上での基本的なコツを理解する。その上で、「書くことの練習=読んでもらうことの練習」との考えに立つ。各履修者が書いた文章をお互いに読み合って、ごくごく簡単に評価し合う。“敬語”や“話すこと”、等々についても理解を深める。文章作成に関する基本的注意事項について理解を深めた上、他人の文章を読むことによって自分の文章の特性を考えられるようになる。日常の言語生活に関する知識や理解を深め、より豊かな言語生活を実践できるようになる。事前学習:授業で扱うテーマについて、自分が今までどのような知識・意識を持っていたのか、振り返って確認・整理しておいて下さい。事後学習:授業で扱った内容に関して、新たに得た知見を確認・整理し、実際に各自の言語生活で意識的に実践・応用して下さい。この授業では、60時間以上の授業外学修を行うこと。【第1回】はじめに 日本語能力の大切さ(配付教材・テキスト5~6頁)。【第2回】文章作成の基礎 良い文章とは? 印象に残る文章の条件(29~30頁)。【第3回】文章作成の基礎 読みやすい文章とは? 読みやすい文の条件や、文章構成(31~34頁)。【第4回】文章作成の基礎 身近な題材をテーマに、実際に文章を書いてみよう(35~40頁)。※オンライン授業【第5回】文章作成の基礎 第4回で作成した文章をお互いに読んでみよう。※オンライン授業【第6回】実用文の知識 面接・エントリーシートの基本(25~28頁、55~58頁)。【第7回】話し方の知識 敬語の基本(15~20頁)。【第8回】文章作成の基礎 具体的な題材をテーマに、実際に文章を書いてみよう。※オンライン授業【第9回】文章作成の基礎 第8回で作成した文章をお互いに読んでみよう。※オンライン授業【第10回】実用文の知識 手紙文の書き方・メールの基本(41~48頁)。【第11回】実用文の知識 レポート作成の基本(49~54頁)。【第12回】文章作成の基礎 抽象的な題材をテーマに、実際に文章を書いてみよう。※オンライン授業【第13回】文章作成の基礎 第12回で作成した文章をお互いに読んでみよう。※オンライン授業【第14回】話し方の知識 自己紹介・スピーチの要点、電話応対の基本(7~14頁、21~24頁)。【第15回】まとめ 上記の内容を振り返ります。※オンライン授業試験:10% 最後の時間に課す学習の総括。レポート:30% 課題作文への取り組み。読んだ人の印象に残る文章を作成できたか。平常点評価:60%課題全般への取り組み。課題の意図する点を理解できたか。※授業の内容は、「作文&回し読み」と「テキストによる学習」の、大きく2つです。どちらかに極端に偏った学習状況の場合は、単位取得を認めないことがあります。伊藤 善隆第1期講義コード11B8124701授業形態講義科目名文章上達法1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容作文やオンライン授業「掲示板」への書き込みなどへのフィードバックを、適宜、授業内に行う。教科書『日本語リテラシー』伊藤善隆・小森潔ほか(新典社)2009指定図書参考書教員からのお知らせ授業内容は多少前後することがあります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容実技、意見共有その他テキストを使用することに注意して下さい(テキスト代がかかります。定価1000円+税=1100円)。   担 当 教 員    開 講 期 

元のページ  ../index.html#369

このブックを見る