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さまざまなテクストを「読む」ことと、そこから思索することを大切にします。古典文学史の中に現代的な問いを見いだすことができる。この授業では60時間以上の授業外学修を行うことを求めます。授業では「読む」ことを大切にしますが、授業時間内に扱える分量はごく僅かです。授業時間以外にさまざまなテクストを味わう経験を進んで持つようにしましょう。また、授業時間中に提示した参考文献を読んでください。【第1回】日本古典文学史についての概説【第2回】勅撰和歌集の誕生【第3回】勅撰和歌集の歴史的展開【第4回】戦乱の時代と文学(1)-『千載集』【第5回】戦乱の時代と文学(2)-『建礼門院右京大夫集』【第6回】戦乱の時代と文学(3)-軍記物語の成立と展開【第7回】戦乱の時代と文学(4)-『平家物語』を読む【第8回】戦乱の時代と文学(5)-『方丈記』【第9回】旅と文学-『十六夜日記』【第10回】随筆文学とは何か-『徒然草』【第11回】「浦島太郎」から文学史を考える(1)【第12回】「浦島太郎」から文学史を考える(2)【第13回】芸能と教育論-『風姿花伝』を読む【第14回】総復習(試験を含む)【第15回】試験の振り返りと総括試験50%総復習の試験については、授業最終回に解説します。文学全史 3中世』久保田淳(學燈社)1978も受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。思慮を踏まえた作家への理解や作品の読解を行うことができる。事前に配付された資料や取り上げる作品を読了し、考察を深めておく。4時間×15回。【第1回】近代文学をより豊かに読むために -ガイダンスに代えて【第2回】書簡を読む -室生犀星「室生とみ子」宛書簡【第3回】書簡を読む -久米正雄「青柳隆治宛書簡」①【第4回】書簡を読む -久米正雄「青柳隆治宛書簡」②【第5回】原稿を読む -島崎藤村「飯山正文書簡」と入稿原稿【第6回】編集者の書簡 -飯山正文の仕事【第7回】草稿を読む -「芥川龍之介直筆原稿」①【第8回】草稿を読む -「芥川龍之介直筆原稿」②【第9回】原稿を読む -芥川龍之介「雛」①【第10回】原稿を読む -芥川龍之介「雛」②【第11回】ノート、草稿から読む芥川龍之介「羅生門」①【第12回】ノート、草稿から読む芥川龍之介「羅生門」②【第13回】ノート、草稿から読む芥川龍之介「羅生門」③【第14回】ノート、草稿から読む芥川龍之介「羅生門」④【第15回】直筆資料を読むということ -まとめに代えて価する。う。意見共有。教員からのフィードバックによる振り返り。能動的な授業外学習。リアル教材。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考渡邉 裕美子庄司 達也第1期第2期講義コード11B8120301授業形態講義科目名日本文学概論1履修前提条件授業の目的平安時代から鎌倉時代を中心に、どのようなテクストが生まれ、それが次代にどのような影響を与えたのかをたどります。到達目標広い視野に立って日本古典文学の歴史的な展開を捉えることができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点50%(リアクションペーパーや授業課題などで総合的に判断します。)フィードバックの内容リアクションペーパーや授業課題については、次の授業でいくつか取り上げて、講評を行います。教科書指定図書参考書『日本文学史 古代中世編』小峯和明編著(ミネルヴァ書房)2013、『日本文学全史 2中古』秋山虔(學燈社)1978、『日本教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容課題解決型学習、反転学習その他講義コード11B8120401授業形態講義科目名日本文学概論2履修前提条件授業の目的近代文学を代表する作家たちの直筆資料への検討を通して、作家、作品への理解を深める。到達目標資料が持つさまざまな情報を獲得することができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法講義毎に提出するコメントペーパー、複数回を予定している小課題、講義のまとめとして行う確認テストにより総合的に評フィードバックの内容毎時間の初めに、前回講義で提出されたコメントペーパーを読み上げ(原則として匿名)、前回の学習内容の振り返りを行教科書『日本文学コレクション 芥川龍之介』庄司達也、篠崎美生子(翰林書房)2004指定図書参考書教員からのお知らせ配付資料と作品等の読了を講義出席時の最低限のマナーとしています。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業、或いは講師の事後の予定に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 346 ―

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