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『百人一首』の中から一首の和歌を選び、作者や和歌の内容、和歌が詠まれた背景などについて調べ、発表・討議を行います。前期のビブリオグラフィー入門で習ったことばや文献の調べ方を確実に自分のものとし、さらに総合的に考える力を身につけることを目指します。自ら問題点を発見して調べることができる。考察を深めて、わかりやすく人に伝えることができる。調べたことを論理的な文章にまとめることができる。授業外に、資料・文献の収集や、発表資料の作成、討議に参加するための予習を含めて、計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】『百人一首』についての解説・担当希望調査【第2回】分析と調査、発表資料の作成方法の解説【第3回】口頭発表の方法解説【第4回】~【第13回】口頭発表と討議ンン*担当歌の調査ン充実した発表資料を作成するために、十分な準備期間が必要です。ビブリオグラフィー入門で身に着けた調査方法を駆使して、ひとつひとつの言葉の意味から一首の歌の意味するところまで、可能な限り考えてください。また、作者や時代背景、和歌の歴史などを理解することが必要です。授業時間内に参考文献は指示しますので、教科書以外の文献に当たってください。ンン*資料の作成ン配布する資料には、自分の収集した情報のすべてを載せられるわけではありません。限られた紙面を、どう工夫したら有効な資料にできるのか、毎回の授業をとおして掴み取るよう努力してください。ンン*討議への参加ン演習は、活発な討議によって、発表者と聴講者の双方が理解を深める授業形式です。ですから、毎回、積極的に討議に参加し、質問や感想を記した小レポートを提出することを求めます。自分以外の人の担当部分についての予習をして授業に臨んでください。【第14回】立正大学国語国文学会に参加【第15回】まとめンン*立正大学国語国文学会の日程によって受講回が変更になる可能性があります。また、開催が中止になった場合は、代替の授業を行ないます。期末レポート40%も受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。抽 選 の 有 無なし備考渡邉 裕美子第2期講義コード11B8110702授業形態演習科目名リーディング日本語日本文学基礎B履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点60%(発表や討議への参加度等により総合的に評価を行う)フィードバックの内容期末レポートは、添削の上、授業終了後に返却します。教科書『新版 百人一首』島津忠夫(角川ソフィア文庫)1969指定図書参考書『ビギナーズ・クラシックス百人一首(全)』谷知子(角川ソフィア文庫)教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容課題解決型学習、反転学習、ディスカッション、プレゼンテーションその他   担 当 教 員    開 講 期 ― 342 ―

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