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ンン4年の第1期では、まず、卒業論文の構想を検討します。先行研究を整理検討したうえで、まだ明らかになっていないことにはどんなことがあるかを把握し、自分は新たに何を明らかにできるか考えてください。そして、自分がこれまで明らかにしたことについて発表します。3年生に「研究とはどのようなものか」を示せるような発表を期待します。討論では、単に意見を交換するだけでなく、どんな意見がその研究に役立つかを吟味してほしいと思います。第2回、第9回、第13回の授業はオンライン授業の予定です。講義コード11B8110506授業形態演習科目名総合演習上級3F履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢20%、発表40%、期末レポート40%フィードバックの内容授業内の討論で随時フィードバックをおこなう。必要に応じて個別の相談も受けつける。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ演習の授業は参加者全員で作るものですから、学生のみなさんの意見に応じて授業計画は変更することもあります。みなさオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受け付けます。また、簡単な質問は、授業時に、ないアクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、演習その他よりよい方策や結論を導くためには、自分と向き合うことも必要ですが、他者と刺激を与え合うことも必要です。コミュニ   担 当 教 員    開 講 期 ― 332 ―卒業論文執筆にむけた計画的な準備の時間として討論をおこなう。[補足]卒論執筆にむけた演習は大学における古典的な学修活動ですが、近年流行の「アクティブラーニング」や「コミュニケーション力」といった要素は、この中に十分すぎるほど詰め込まれています。生涯にわたる力が身につくよう積極的な参加を心がけてください。・自分の卒業論文のテーマを確定できる・卒業論文執筆までの現実的な計画を策定できる・これまでの自分の研究状況を整理できる授業外に60時間以上の学修をおこなうこと。授業外学修では、発表準備、レポート執筆を中心に、自らの研究を自主的に進めること。特に、学期が始まるまでに研究計画の概要をまとめておくこと。その内容をもとに発表をおこなう。【第1回】ガイダンス【第2回】発表の準備【第3回】~【第8回】卒業論文執筆にむけた計画の検討と発表【第9回】~【第15回】3年生の発表への参加んと対話できることを楽しみにしています。し、メールで受け付けます。(そもそも卒論執筆は究極のアクティブ・ラーニングです)ケーションとは馴れ合いのことではありません。中身のあることばを交わしあいましょう。・先行研究の整理検討単に先行研究の内容をまとめるだけでなく、先行研究の問題点を捉え、その問題点を解決するために自分が何をすべきか考える。・卒業論文のテーマの決定卒業論文の具体的な題目を決める。独創性があり、かつ、実現可能なテーマを設定すること。・口頭発表研究計画と、これまで明らかにしたことについて発表をおこなう。「研究とはどのようなものか」が3年生に伝わるような発表を心がけること。他者に伝えることで自分の考えを整理できる。・3年生の発表への助言3年生の発表を聞いて質疑や意見交換をおこなう。自分の意見が発表者の研究にどう役立つか考えて発言すること。実現可能な提案、発表者の目指す方向性にあったアイデア、研究の本質に関わる指摘などが求められる。抽 選 の 有 無なし備考白岩 広行第1期

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