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文学科日文コース講義コード11B8110103授業形態演習科目名総合演習初級1C履修前提条件授業の目的類義語の比較分析について基本的な方法論を理解したうえで、受講生各自が分析を実践し、発表する。それにより、日本語到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢20%、発表50%、期末レポート30%フィードバックの内容授業内の討論で随時フィードバックをおこなう。必要に応じて個別の相談も受けつける。教科書指定図書参考書各種の類語辞典(シソーラス)教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受け付けます。また、簡単な質問は、授業時に、ないアクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、演習その他学・日本文学の基礎的な力として、語の意味・特性について自ら考える力を、各自が身につけることを目指す。・国語辞典や先行研究の活用方法を理解し、実践できる。・国語辞典や先行研究の記述で分からないことについて、自分で用例を挙げて分析できる。・類義語の比較分析の方法を理解し、実践できる。授業外に60時間以上の学修をおこなうこと。授業外学修では発表の準備、レポートの執筆をおこなうこと。【第1回】ガイダンス、分析事例の紹介【第2回】論文読解の練習(国語辞典・先行研究の記述の整理)[OL]【第3回】読解内容の共有【第4回】論文読解の練習(内省・コーパスによる分析)【第5回】読解内容の共有【第6回】受講生による分析と発表(1)【第7回】受講生による分析と発表(2)【第8回】受講生による分析と発表(3)【第9回】白岩による解説(1)[OL]【第10回】受講生による分析と発表(4)【第11回】受講生による分析と発表(5)【第12回】受講生による分析と発表(6)【第13回】白岩による解説(2)[OL]【第14回】受講生による分析と発表(7)【第15回】まとめンンこの授業では、まず、白岩による類義語の分析事例を読み、その内容を理解する。つぎに、各自が1組の類義語ペアを分析対象として設定し、国語辞典や先行研究の記述から調べたこと、自分で用例を挙げて分析したことをまとめて発表する。ンン語について適切に調べ、考える力は、日本語学、日本文学、どちらの分野にとっても重要である。さらに、日常場面を含めた、ことばを使うあらゆる活動に役立つ。一生涯、ことばを使って生きつづけるにあたって、有意義な授業にしたい。ンン[OL]と示した回はオンデマンド動画によるオンライン授業をおこなう予定である。『日本国語大辞典 第2版』日本国語大辞典第二版編集委員会(小学館)2001-2002、『岩波国語辞典 第8版』西尾実ほか(岩波書店)2019、『新明解国語辞典 第8版』山田忠雄ほか(三省堂)2020、『三省堂国語辞典 第8版』見坊豪紀ほか(三省堂)2021、『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』サンキュータツオ(角川書店)2016、『ことばの意味 辞書に書いてないこと』柴田武ほか(平凡社)2002、『ことばの意味2 辞書に書いてないこと』柴田武ほか(平凡社)2003、『ことばの意味3 辞書に書いてないこと』柴田武ほか(平凡社)2003、『基礎日本語辞典』森田良行(角川書店)1989、『日本語の類義表現辞典』森田良行(東京堂出版)2006し、メールで受け付けます。抽 選 の 有 無なし備考白岩 広行第1期   担 当 教 員    開 講 期 ― 309 ―

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