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社会学科― 291 ―近年、「地域(社会)」は、さまざまな観点から高い注目の対象となっている。「地方分権」「地域活性化」「まちづくり」など、地域を持ち上げる論調には事欠かない。本講義では、地域(社会)がこのように注目される理由、地域(社会)の現状、授業の目的可能性、困難などについて多角的に論じ、理解を深めることを目的とする。到達目標現代日本の「地域」「地域社会」の現状や抱えている課題、東京など大都市部と地方の差異などについての基本的な理解。それを通して、自分にとって身近な地域社会にも関心と理解を深めることが目標である。授業は随時配布するプリント資料(PDFでも配信)により進めるので、各回の授業で触れた点、次回取扱う内容について、授業外学修内容・プリントを熟読し、図書館やインターネット等で関連資料も参照しながら予習・復習をすること。授業中に課すレポート作授業外学修時間数成と合わせ、授業外に計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】イントロダクション【第2回】現代という時代における地域社会(1)現代とは【第3回】現代という時代における地域社会(2)グローバル化の時代へ【第4回】現代という時代における地域社会(3)産業化(4)都市化【第5回】現代という時代における地域社会(5)郊外住宅地で暮らす人々【第6回】少子高齢化と地域(1)【第7回】少子高齢化と地域(2)【第8回】第2次大戦後の経済高度成長と地域開発【第9回】地域開発と社会の変化(1)川崎の場合-地域調査から【第10回】地域開発と社会の変化(1)川崎市の場合-地域調査から(続)【第11回】地域開発と社会の変化(2)神戸市・福山市の場合【第12回】地域開発と社会の変化(2)神戸市・福山市の場合(続)【第13回】人の移動と地域社会(1)グローバル化と「外国人労働者」【第14回】人の移動と地域社会(2)地域における共生の現状と課題【第15回】全体のまとめ:21世紀型の地域社会に向けて抽 選 の 有 無あり備考野呂 芳明第1期講義コード11B7132801授業形態講義科目名地域社会特講1履修前提条件授業計画成績評価の方法授業期間中に随時行うコメントペーパー(60%)、および小レポート(3回実施予定、40%)によるフィードバックの内容コメントペーパーや小レポートに対する講評を、次回以降の授業内にて行う。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ教科書、参考書等は特に指定しないが、授業中に随時プリントを配布するなかで、適宜紹介していく。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習その他   担 当 教 員    開 講 期 

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