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講義コード11B7132601授業形態講義科目名比較文化特講1履修前提条件授業の目的到達目標東アジア・東南アジア・日本の「文化」現象の共通性・関連性・多様性を、具体例を挙げて説明できること。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点(授業時のgoogleformsにおけるコメント記述内容:75%)とレポート(25%)によって評価する。フィードバックの内容コメントの記述内容の紹介とそれへの追加の情報提示・解説を、原則的に翌授業時に行う。教科書指定図書参考書教員からのお知らせレポートの提出期限は、1月上旬を予定している。オフィスアワー授業に関する質問・相談は、授業終了後に教室で受け付ける。メールでも随時受け付ける。メールアドレスは、授業中の配アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など。その他講義コード11B7132701授業形態講義科目名比較文化特講2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末試験(50%)と授業への取り組み姿勢(50%)で評価する。フィードバックの内容リアクションペーパーに対するフィードバックを翌週授業内で行う。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ前提知識は特に必要としないが、アニメ・マンガ・ゲームといったポピュラーカルチャーに日頃から触れていると、授業のオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 290 ―東アジア・東南アジア・日本の様々な「文化」現象を具体例(特に宗教・ナショナリズム・身体・医療)として取り上げて、そこに見られる人々の生き方の共通性・関連性・多様性・歴史性を講義する。ここでいう「文化」には、食事やあいさつや結婚の方法など、「当たり前」に思える行動や考え方を含んでいる。「異文化」の具体例を知ることと「自文化」を柔軟に捉え直す視点を得ることを目指す。「自文化」と「異文化」を一定の基準で比較して分析することができること。授業外で60時間以上の学修を行うこと(授業中に紹介した文献・配布物を読むこと、紹介した映像資料を視聴することなど)。その際には、自分にとって奇妙・無関係に思える事例や考え方にもまずは興味をもって接すること。また、日常生活においても、文化人類学的視点をもって目の前の事柄を見つめるようにすること。【第1回】文化とは? 比較文化とは?【第2回】文化人類学の歴史【第3回】民俗宗教とシャーマニズム【第4回】ナショナリズムと文化(1)教育と宗教【第5回】ナショナリズムと文化(2)近代化と宗教【第6回】ナショナリズムと文化(3)観光と文化【第7回】食と文化【第8回】身体・医療・病気と文化(1)出産と文化ンン受講者の関心や社会状況などに応じて順番や内容を変更する場合がある。レポートは、4000文字以上を課す。1月上旬を提出期限とする予定である。『よくわかる文化人類学』綾部恒雄・桑山敬己〔編〕(ミネルヴァ書房)2010年、『フィールドワーク2.0』佐藤知久(風響社)2013年、『森羅万象のささやき』鈴木正崇〔編〕(風響社)2015年、『東シナ海文化圏』野村伸一(講談社)2012年、『エスノグラフィー・ガイドブック』松田素二・川田牧人〔編〕(嵯峨野書院)2002年、『アジアの出産』(勉誠出版)2009年、『宗教を生きる東南アジア』(勉誠出版)2006年、『定本想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン(書籍工房早山)2007年布物に記す。我々が現代日本を生きるにあたり、とかく宗教との関わりは周縁部に追いやられがちである。それでは、その周縁部において宗教はどのように息づいているのであろうか。本講義では、いわゆる伝統宗教や組織宗教についての話題は取り扱わない。ポピュラーカルチャーの領域において、古来より豊穣な意味世界を提供してきた宗教がどのように表象されているのかを、観光や消費、メディアとの関わりを主として検討していく。現代社会は、都市社会・消費社会・情報社会などと表現されるように、多角的な視座からの検討を要する表象空間となっている。そこで本講義では、現代社会を表象する種々の概念を中心として、受講生がポピュラーカルチャーと宗教の関係を検討する視角を培うことを目標とする。この科目では、60時間以上の授業外学習を行うこと。ただし教科書は指定せず、各回のテーマに応じた参考文献を授業内で提示する。自身の関心に沿って、適宜、紹介する書籍や論文に向かい合うことが望ましい。【第1回】イントロダクション【第2回】近代化・消費・疑似環境【第3回】宗教とツーリズム【第4回】アニメと聖地巡礼:ファンの交流による興隆【第5回】アニメと聖地巡礼:まなざしと拡張現実【第6回】都市社会とは何か:都市の形成と島宇宙化【第7回】秋葉原電気街という「聖地」の形成【第8回】秋葉原電気街という「聖地」の発展【第9回】現代的祝祭としての同人誌展示即売会【第10回】記号消費・物語消費・データベース消費【第11回】ゲーミフィケーションと消費される宗教【第12回】近代オカルティズム文化の歴史的変遷【第13回】現代スピリチュアル文化の拡散的浸透【第14回】メディアと呪術:魔法少女表象の変遷史【第15回】全体のまとめ理解が深まるものと思われる。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】身体・医療・病気と文化(2)【第10回】身体・医療・病気と文化(3)子育てと文化【第11回】身体・医療・病気と文化(4)老いと死【第12回】描かれる日本文化【第13回】ポピュラーカルチャーと文化【第14回】外来祝祭の諸相【第15回】トイレ・排泄と文化、総括濱 雄亮病いとともに生きる今井 信治第2期第1期

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