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抽 選 の 有 無あり備考植木 豊第1期講義コード11B7132201授業形態講義科目名社会学特講1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画この社会学特講1では、グローバル化をテーマにして講義を行う。ヒト・モノ・カネと情報が国境を越えつつ移動・移転し、いたるところでつながり合う過程は、今日、グローバル化と呼ばれている。このグローバル化傾向は、社会に、どのような影響を与えつつあるのか。こうした問題意識の下で、資本主義、国民国家、国際労働移動、都市、文化の変質という観点から、グローバル化現象を様々な角度から分析することを目的としている。配布資料に記されたグローバル化現象に関して、様々な視角から、論述式答案として、十分説得的に説明できる。大目標:配布資料に基づいてレポート=小論文を作成する能力の向上。少目標:レポート=論文作成のために必要となる能力(資料読解能力、ノートテイキング能力、アウトライン作成能力)の向上。授業外学修として求められているのは、授業ごとの配布資料を十分読み込み、要点を把握することである。具体的には、配布資料の予習・復習に、それぞれ30時間(計60時間)の学修を行うこと。予習:資料の読解復習:論点整理ン毎回、配布資料(主として新聞記事や専門書の抜粋)を用いて講義を行う。講義当日に使用する資料は、Webclass上に事前にアップロードしておくので、受講生は、講義当日までに、当該資料をダウンロード/プリントアウトしておき、講義中に参照できるようにしておくこと。ンンまた、論述式答案作成能力の向上をはかるために、講義中に一度、論述式答案作成演習を行う予定である。ンⅠ グローバル化の時代 総論【第1回】世界の再編―国際化からグローバル化へ【第2回】グローバル化の具体例Ⅱ 資本主義経済のグローバル化と新自由主義【第3回】資本主義と産業再編―市場の失敗と国家の失敗【第4回】市場の失敗に対する国家の介入【第5回】国家の失敗に対する新自由主義【第6回】新自由主義の失敗―欧米【第7回】新自由主義の失敗―日本Ⅲ グローバル化と国民国家の変質【第8回】国民国家の変質とナショナリズム【第9回】国境を越える労働力移動【第10回】欧米における移民【第11回】日本における外国人労働者Ⅳ 欧米における自国第一主義・排外主義の台頭【第12回】先進国における中流層の衰退【第13回】アメリカにおける自国第一主義・排外主義【第14回】ヨーロッパにおける自国第一主義・排外主義Ⅴ グローバル化の行方【第15回】まとめ成績評価用レポート(二題:小論文およびアウトライン)をWebclass上に提出してもらう。提出レポートを基にして、成成績評価の方法績を評価する。評価基準は、以下の通り。グローバル化現象を様々な視角から分析し、その成果を論述式答案形式で説明できている度合いに応じて、成績を評価する。レポート提出の詳細については、講義中に提示する予定。フィードバックの内容講義中に、レポート(小論文・論述式答案)作成練習を行う予定。模範レポートを提示し、その解説を行う。また、随時、教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、講義終了時に受け付ける。アクティブ・ラーニングの内容講義中に、一度、論文作成練習を行う。また、随時、簡単な演習を行う。その他簡単な演習を行い、その解説をする。   担 当 教 員    開 講 期 ― 288 ―

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