相互作用の社会学では、自己やコミュニケーションの基本的なあり方、また、その現代的なあり方を明らかにする。そのために、社会学における自己や相互作用についての基礎的な考え方の紹介をふまえて、個人化や心理化をキーワードとして、授業の目的自己やコミュニケーションのあり方が現代に至るまでどう変化してきたかを検討する。到達目標自己や相互行為がどのように成り立っているかを理解できる。また、自己や相互行為の成り立ちの歴史的な展開や現代的なあり方を理解できる。それらを通して、人間や社会とは何かを理解し、考える力を養うことができる。この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。各回の授業で扱うテーマについて、指定された教科書（『不安定な自己の授業外学修内容・社会学－個人化のゆくえ』）を読み、理解できた点と理解できなかった点を確認した上で授業を聴くこと。また、授業が終了授業外学修時間数した後で、あらためて講義ノート、教科書などを見て理解したかどうかを確認すること。ﾝ教科書『不安定な自己の社会学』の内容に従って、以下のような順序で講義する。【第１回】序－相互行為への視点【第２回】個人化と社会の消失①（同 第１章）【第３回】個人化と社会の消失②【第４回】心理化の現代的過程①（同 第２章）【第５回】心理化の現代的過程②【第６回】心理化の歴史的過程①（同 第３章）【第７回】心理化の歴史的過程②【第８回】戦後日本の個人化過程①（同 第４章）（『個人化の認知社会学』序）的に判断する。なお、期末試験あるいはレポートの課題の一部は、復習テストの課題から提出されます。プロードしておくので、それを参照しつつの教科書を必ず読み、予習をしておくこと。以下のメールqyj17056@nifty.comで受け付けます。教員からのフィードバックによる振り返りなどが該当します。現代家族の多様性について理解するとともに、抱える問題について指摘します。そのうえでテキストに添って、社会関係資本に期待されている役割と、その必要性についての理解を深めます。さらに、家族の危機的状況においてどのような社会関係資本が用意され、利用することができるのか、考えていきます。この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、あらかじめ教科書の該当箇所を読み、概念について整理するとともに、紹介した参考文献を参照する。【第１回】授業ガイダンス 授業の進め方、評価などについて説明する【第２回】家族の多様化【第３回】非血縁親子【第４回】同性カップル【第５回】DV【第６回】児童虐待と社会的養護【第７回】外国にルーツを持つ家族【第８回】ホームレス【第９回】SCとは何か【第10回】教育・進学とSC【第11回】家族形態とSC【第12回】就労とSC【第13回】地域移動とSC【第14回】健康とSC【第15回】まとめも受付けます（利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照）。について伝えている。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第９回】戦後日本の個人化過程②【第10回】戦後日本の個人化③【第11回】人間関係の感情意識化①（同 第５章）【第12回】人間関係の感情意識化②【第13回】自己の同一性①（同 第５章）【第14回】自己の同一性②【第15回】まとめ片桐 雅隆石川 由香里第１期第２期講義コード11B7131201授業形態講義科目名相互作用の社会学履修前提条件授業計画成績評価の方法復習テストを含めた、復習や予習などの授業への組み姿勢（30％）、期末試験あるいはレポートの成績（70％）などから総合フィードバックの内容定期的に復習テスト（レポート）を行い、次回の授業時に、模範的な解答を解説することで、授業の理解度を確認する。教科書『不安定な自己の社会学－個人化のゆくえ』片桐雅隆（ミネルヴァ書房）2017指定図書参考書『人間・AI・動物－ポストヒューマンの社会学』片桐雅隆（丸善出版）2022、『自己の発見』片桐雅隆（世界思想社）2011教員からのお知らせこの授業では教科書（『不安定な自己の社会学』、ミネルヴァ書房）を使います。授業日の前までに、パワーポイントをアッオフィスアワー対面授業の際は授業終了時、オンライン授業の場合はオフィスアワーは設定できませんが、その際は、質問、問い合わせは、アクティブ・ラーニングの内容対面授業の際は、皆さんと質疑応答の機会を設けるよう心掛けます。アクティブ・ラーニングの用語としては、意見共有、その他講義コード11B7131401授業形態講義科目名現代家族論履修前提条件授業の目的到達目標現代家族の多様性を理解できる。そして社会関係資本が家族にもたらす影響を関連付け論じることができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法小テスト30％、コメント・ペーパーの記述20％、期末テスト50％フィードバックの内容前の授業回のコメント・ペーパーに対する講評を翌週授業内冒頭で行う。教科書『子育て世代のソーシャル・キャピタル』石川、杉原、喜多、中西（有信堂）2020指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容リアクション・ペーパーを利用しての質疑応答その他地方自治体の審議会委員、テレビ局の番組審議委員等の経験を活かし、現代社会における課題に対する具体的な取り組み方 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期 ― 284 ―
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