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地域社会におけるメディアとコミュニケーションに関連したテーマを扱う。調査課題に応じて量的もしくは質的調査を行うことで、調査設計からデータ収集までを体系的に体験・理解してもらう。グループ単位の演習が基本となる。それぞれが問題意識を立ち上げ、仮説や調査課題を作り、それを解明するに適切な調査手法・調査対象を選定し、実査の方法・心構えなど、一連の検証プロセスをいかに展開していくのかを指導する。問題関心に沿った調査企画の立案ができるようになる。課題に応じた調査手法の選択ができる。調査票、インタビューフローの作成ができる。調査結果の分析が自身の手で行えるようになる。調査によって得られた成果を報告書にまとめられる。実習時間内では,レクチャーやグループ作業が中心となる。次回の内容について,実習前に情報収集した上で自分の考えをまとめておくべきである。次週までの提出物がある場合も多いが,個人,そしてグループ単位でレジュメ作成作業などを進める。授業外に120時間以上の学修を行うこと。【第1回】フィールド調査全体のオリエンテーション【第2回】既存知見や一次データの収集【第3回】既存知見や一次データの分析・まとめ【第4回】解明すべき課題の整理【第5回】調査候補地の検討【第6回】調査地にかかわる情報収集と概要まとめ1【第7回】調査地にかかわる情報収集と概要まとめ2【第8回】仮説あるいは調査課題作り【第9回】調査設計・調査項目【第10回】調査票・インタビューフローの作成1【第11回】調査票・インタビューフローの作成2【第12回】調査票・インタビューフローの作成3【第13回】調査票・インタビューフローの作成4【第14回】対象者の選び方とサンプリング【第15回】現地調査の進め方【第16回】データ処理~報告書作成までのオリエンテーション【第17回】量的データのエディティング1【第18回】量的データのエディティング2【第19回】データの集計と知見の取り出し方【第20回】質的データのテープ起こし1【第21回】質的データのテープ起こし2【第22回】単純集計結果からのまとめ【第23回】知見のまとめ方とプレゼンテーション仮説や調査課題の検証【第24回】インタビューデータからの知見整理【第25回】仮説や調査課題の検証【第26回】報告書構成の検討【第27回】報告書のまとめ作業1【第28回】報告書のまとめ作業2【第29回】報告書のまとめ作業3【第30回】報告書のまとめ作業4書房)2013、『メディア表象の文化社会学』浅岡隆裕(ハーベスト社)2012日ごろから世論調査や社会調査の結果などのデータに慣れ親しんでもらいたい。号館地下1階)にて確認願う。抽 選 の 有 無なし備考浅岡 隆裕通年講義コード11B7120901授業形態実習科目名社会調査実習1A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法各グループワークでの取り組み状況(60%)。期末レポート(40%)による総合評価。フィードバックの内容発表レジュメ,提出物については,実習内もしくは個人面談で講評する。教科書指定図書『社会調査の実際』島崎哲彦編著(学文社)2013、『新・社会調査へのアプローチ;論理と方法』大谷信介ほか著(ミネルヴァ参考書『ネットワーク化・地域情報化とローカルメディア』林茂樹・浅岡隆裕編著(ハーベスト社)2009教員からのお知らせグループ作業で行うので、遅刻や無断欠席は厳禁。オフィスアワー本講義に関わる質問・相談は,担当教員のオフィスアワーにて受け付ける。オフィスアワー時間については,学科掲示板(2アクティブ・ラーニングの内容反転授業,グループワークその他   担 当 教 員    開 講 期 ― 268 ―

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