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ン(多様な質的データの読み方とまとめ方)講義コード11B7120705授業形態講義・実習抽 選 の 有 無なし科目名調査データ処理E履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法7割以上の出席を前提に、授業への参与度(毎回の授業内課題への取り組み):60%、課題レポート:40%フィードバックの内容教科書指定図書『社会調査のための統計データ分析』寺島拓幸・廣瀬毅士(オーム社)2010、『SPSSによるアンケート分析』寺島拓幸・廣参考書教員からのお知らせ・パソコンを使用した実習が大半であるため、極力遅刻・欠席はしないこと。・遅刻・欠席した場合は、その分を自習した上で次回授業に臨むこと。対面授業時には授業終了後、次の授業に支障のない範囲での教室内で実施。授業時間外やオンライン授業時にはteamsチャットまたはgoogleフォーム&メール(アドレスは第1回授業時に指示)にて対応。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容実習(表計算/統計解析ソフトウェアを使用しての分析等を中心)その他参考文献、ならびに参考となるサイト・動画等は授業内で適宜紹介します。備考   担 当 教 員    開 講 期 ― 266 ―調査環境の悪化が叫ばれる昨今、データや資料を収集し、検討・分析する社会調査のスキルは、その在り方を見直されつつある。本講義では、表計算/統計解析ソフト(Excel、SPSS、KH Coder等)を用いた実習を通じて、各種データの集計と加工、グラフの作成方法など、量的・質的データの扱い方を学びつつ、データを読み、分析し、可視化し、提示するための基礎的な知識と実践的な方法を習得することを目指す。・官庁統計や各種調査報告書の統計量やグラフなどの意味を理解して読めるようになる。・基礎的な分析方法を習得し、パソコンを使って実際に簡単な分析ができるようなる。・因果関係と相関関係の違いや擬似相関の意味がわかるようになる。・質的データの捉え方の基礎を習得する。・実際に分析を行うことを主に置いた講義の性質上、EXCELの最低限の使用方法ならびに統計学的知識については、事前に自習しておくことが望ましい。・課題についての振り返り(提示課題の分析データ提出)を主とする復習20時間、授業外での分析レポートへの取り組み40時間、を目安に授業外学修を行うこと。【第1回】 イントロダクションとデータ分析の流れ【第2回】 二次データの種類と利用方法 【第3回】 Excelの基本操作(四則演算と基本的な関数)【第4回】 二次データの加工とグラフ作成 (二次データを表計算/統計解析ソフトで加工する)【第5回】 データの特徴をつかむ(度数分布表、ヒストグラム)【第6回】 1つの量的変数のデータ分析(1)(平均値、中央値、最頻値)【第7回】 1つの量的変数のデータ分析(2)(分散、標準偏差、標準化)【第8回】 2つの量的変数のデータ分析(共分散、相関係数)【第9回】 関連・相関・因果(1)(疑似相関)【第10回】 1・2つの質的変数のデータ分析(1)(単純集計、クロス集計)【第11回】 1・2つの質的変数のデータ分析(2)(連関係数、カイ2乗)【第12回】 関連・相関・因果(2) 【第13回】 質的データの読み方とまとめ方(1) ン(テキストマイニング入門・一歩前)【第14回】 質的データの読み方とまとめ方(2) 【第15回】 質的データの読み方とまとめ方(3) ン(エラボレーション、シンプソンのパラドクス)ン(自由回答の読み方とまとめ方)毎授業の課題については、①対面授業実施時は授業最後ないし次回授業冒頭にて例を挙げて解説、②Microsoft teams機能を用いてのフィードバック、の二点を基本とし、適宜streamを活用し解説動画等をアップする。レポート等の場合はteamsに解説資料やコメント等をアップすることを基本とする。なお個別質問等は、教場内対応とteams上での対応を併用する。瀬毅士(東京図書)2016、『心理学・社会学のためのSPSSによるデータ分析』寺島拓幸・廣瀬毅士(東京図書)2022(官庁統計や二次分析等に使用できるデータアーカイブの紹介とデータの読み方)松橋 達矢第2期

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