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社会学科― 251 ―本演習では、調査研究を行なう際に必要となる一連のプロセス(研究対象の選定、研究対象に関する情報収集、収集した情報の分析、「明らかにすべき」課題の設定(リサーチクエスチョンの設定)、課題の分析(仮説の設定・検証)、考察)の基礎を学ぶことを目的としています。目指すところは4年の卒業論文のベースとなる(小)論文を一人一人が書き上げることです。自分が興味あること/ものを研究対象として設定して、3年、4年につなげてください。本演習の到達目標は、以下の5点と考えています。ただし、(5)以外に関しては基礎的な部分の修得を目標としています。(1)研究対象を選定し、「明らかにすべき」課題(リサーチクエスチョン)を設定すること。(2)研究対象に関する適切な文献資料を収集し、整理・検討をすること。(3)「明らかにすべき」課題に関して「社会学的なものの見方」で分析(仮説の検証)すること。(4)分析した結果を論文としてまとめること。(5)まとめた論文を4年の卒業論文につなげること。調査研究を行なう際に必要となる一連のプロセスについて60時間以上の授業外学修を行なってください。【第1回】ガイダンス【第2回】研究対象の選定【第3回】研究対象に関する情報収集・分析1【第4回】研究対象に関する情報収集・分析2【第5回】リサーチクエスチョンの設定1【第6回】リサーチクエスチョンの設定2【第7回】仮説の設定1【第8回】仮説の設定2【第9回】仮説の検証1【第10回】仮説の検証2【第11回】仮説の検証3【第12回】仮説の検証4【第13回】考察1【第14回】考察2【第15回】まとめン※尚、上記「計画」はあくまでも予定ですので、変更の可能性があります。ただし、成績評価の対象は、授業を行なった回数の3分の2以上の出席がある学生のみですので、注意してください。却する。演習は受講者の主体的・積極的な参加が必要です。教員に「教わる」ことを意識して演習に参加しても得られることは少ないです。自分で「見つける」ことを意識して参加することによって、はじめて色々と得るものがありますので、教室で一日口を開かない(発言しない)ということがないようにしてください。また遅刻・欠席は厳禁です。本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、時間があれば授業終了後にも受け付けます。オフィスアワーや授業終了後では都合が悪い学生は、MicrosoftTeamsのチャットにて問い合わせ予約をとってください。研究内容によっては、実習・フィールドワークを行なうこともあります。抽 選 の 有 無なし備考武井 順介第1期講義コード11B7120401授業形態演習科目名社会学基礎演習1A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取組み50%、レポート50%。フィードバックの内容授業内での報告に関しては、内容に対する指摘を授業内で口頭で行なう。提出された文章に関しては、添削したのちに、返教科書指定図書参考書『社会学研究ガイドブック〈改訂版〉』立正大学文学部社会学科編(立正大学文学部社会学科)2012教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容ディスカッション、プレゼンテーションその他   担 当 教 員    開 講 期 

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