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「大学生入門:勉強から研究へ」をテーマに、大学での学びにとって大切な考え方やスキルについて演習していきます。授業名には「社会学」と書かれていますが、他の分野にも役立つような「教養」として、文献を読み、その文章を引用・参照し授業の目的てレポートを組み立てる方法を体験的に学ぶのがこの授業の目的です。到達目標第一に、文献を批判的に読めるようになること。第二に、「コピペ」と言われない論文・レポートを書けるようになること。第三に、論理的でわかりやすい論文・レポートを書けるようになること。以上の3つがこの授業の到達目標です。授業外学修内容・この科目では単位取得のために60時間以上の授業外学修が必要となります。具体的には、授業で課せられる提出物を完成さ授業外学修時間数せるために、授業時間外での作業をしてもらうことになります。【第1回】ガイダンス:「勉強」と「「研究」の違い【第2回】文献の読み方(1)読む前に読む【第3回】文献の読み方(2)印をつける【第4回】文献の読み方(3)抜き書きをする【第5回】文献の読み方(4)「ピース」を作る【第6回】文献・資料の探し方、文献リストの書き方【第7回】文献の読み方(5)「ピース」を増やす【第8回】レポートの書き方(1)「ピース」を並べて入れ替える【第9回】レポートの書き方(2)テーマと構成を決め、序論を書く【第10回】「引用」と「コピペ」の違い:著作権入門【第11回】レポートの書き方(3)「ピース」を埋め込み、本文をつなぐ【第12回】レポートの書き方(4)文献リストを作成する【第13回】「論理的な文章」とは、「わかりやすい文章」とは【第14回】レポートの書き方(5)文章を見直し、整える【第15回】レポートの提出、授業全体のまとめと補足①マーキング課題(10%)②第1次「ピース」(10%)③文献リスト課題(10%)④第2次「ピース」(20%)⑤レポート(30%)⑥演習への取り組み姿勢(20%)以上の6つによって総合的に評価します。なお「ピース」とは何かについては、第4回の授業で説明する予定です。つかピックアップし、細かく説明を加えます。『先生は教えてくれない大学のトリセツ』田中研之輔(ちくまプリマー新書)2017、『大学1年生の歩き方』トミヤマユキコ・清田隆之(左右社)2017、『勉強の哲学』千葉雅也(文春文庫)2020、『難しい本を読むためには』山口 尚(ちくまプリマー新書)2022、『コピペと言われないレポートの書き方教室』山口裕之(新曜社)2013、『マジ文章書けないんだけど』前田安正(大和書房)2017、『新しい文章力の教室』唐木 元(インプレス)2015、『中高生からの論文入門』小笠原喜康・片岡則夫(講談社現代新書)2019、『マイテーマの探し方』片岡則夫(ちくまQブックス)2021、『情報生産者になる』上野千鶴子(ちくま新書)2018抽 選 の 有 無なし備考田端 章明第1期講義コード11B7120106授業形態演習科目名社会学教養演習F履修前提条件授業計画成績評価の方法フィードバックの内容提出物へのフィードバックは、授業内でまとめて行います。全体への総評をした後で、特徴的なものや印象的なものをいく教科書指定図書参考書教員からのお知らせ欠席した回の授業内容については自主的にフォローアップするようにしてください。オフィスアワーこの授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容演習その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 246 ―

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