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のように語ってきたかを理解してもらうことをつうじて、「道具」としての社会学理論を使いこなす素地を養う。テキスト読解と不明な語句の下調べ・調べた内容の要点をノートに転記するという予習は、講義を理解するために不可欠である。また、授業終了後に、講義ノートとテキストを照らし合わせ、講義内容理解を深めてもらいたい。15回の授業にたいして最低60時間以上の授業外学修時間が必要である。【第1回】物語としての社会学史 -講義予定と講義概要-【第2回】Epoch-makingとしてのT.パーソンズ -分析的リアリズム-【第3回】パーソンズ社会学の出発点 -なぜいつもそうするように振る舞うのか-【第4回】「システム」として語る -分析的リアリズム-【第5回】社会と理論 -道具としての理論-【第6回】意味学派の社会学 -現象学の社会学的受容-【第7回】現象学的社会学 -なにを研究対象として問うのか-【第8回】「私」のリアリティ -日常生活世界-【第9回】理解度確認テスト【第10回】シンボリック相互作用論 -象徴される意味と行為-【第11回】なぜいつもそうするように行為するのか -パーソンズの比較値としてゴフマンを理解する-【第12回】相互行為秩序への問いかけ -空気を読む-【第13回】エスノメソドロジー -行為者の体験に還る-【第14回】ヨーロッパ社会学の再生Ⅰ -冷徹な社会観察-【第15回】ヨーロッパ社会学の再生Ⅱ -「いま」はいかなる社会か-ンン※上記は大まかな予定。受講生数・クラスの理解深度に応じて変更する場合がある。・出席率によっては期末テストの受験資格を認めない場合がある。もらいたい。・やみくもに質問するのではなく、授業資料・テキストをよく読み、考えた上で質問のこと。抽 選 の 有 無なし備考田隝 和久第2期講義コード11B7110201授業形態講義科目名社会構造へのアプローチA履修前提条件授業の目的社会学の諸理論は、私たちの日常を語る「道具」である。第二次世界大戦以降の社会学が、何を研究対象として、対象をど到達目標講義内容を理解することで、日常を社会学的に語ることができるようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法・期末テスト評価(100%)フィードバックの内容・授業外学修で予習すべき点については、授業をつうじて指示する。教科書『クロニクル社会学』那須壽(編)(有斐閣)2005年、『新訂増補版 社会学小辞典』濱嶋朗(編)(有斐閣)2005年指定図書『社会学の力』友枝敏雄(編)(有斐閣)2020年参考書『新しい社会学のあゆみ』新睦人(編)(有斐閣)2006年教員からのお知らせ・社会学が私たちの日常(私たちにとって当たり前であること)をどのように語るのか、という点に着目して聴講を試みてオフィスアワー・ネットを介しての担当教員とのやり取りは原則Teamsチャットのみとする。ネットを通じて質問に答えることはしない。アクティブ・ラーニングの内容・時間外学修課題を素材とした意見共有、教員からのフィードバックによる振り返りなど。その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 218 ―

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