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社会学科ンン※上記は大まかな予定。受講生数・クラスの理解深度に応じて変更する場合がある。― 217 ―講義コード11B7110101授業形態講義科目名社会学の成立と展開A履修前提条件授業の目的社会学の成立(誕生)から、科学としての独自性を確立する展開期にかけての学説史の知識を得ることで、社会学とはどの到達目標成立(誕生)から20世紀初頭までの社会学者たちの「社会学」を理解することで、社会学が何を研究対象とし、どのような考え方をする学問であるかを語ることができるようになる。テキストの精読と不明語句の下調べ・調べた内容の要点をノートに転記するという予習が、毎回受講の前提である。これは授業外学修内容・講義内容を理解するために不可欠である。また、授業終了後に、講義ノートとテキストを照らし合わせ、講義内容理解を深授業外学修時間数めてもらいたい。15回の授業にたいして最低60時間以上の授業外学修時間が必要である。【第1回】「社会学」とは -受講上の注意を中心として-【第2回】「社会学的」ということ【第3回】社会学の研究対象 -「社会」とはなにか-【第4回】社会学の誕生【第5回】集合意識(集合表象)-集まりが生み出すもの-【第6回】集合意識が個人を殺す【第7回】行為の動機を「理解」する【第8回】因果関係として理解する授業計画成績評価の方法・期末テスト評価(100%)。フィードバックの内容・授業外学修で予習すべき点については、授業をつうじて指示する。教科書『クロニクル社会学』那須壽(編)(有斐閣)2005年、『新訂増補版 社会学小辞典』濱嶋朗(編)(有斐閣)2005年指定図書『社会学の力』友枝敏雄(編)(有斐閣)参考書教員からのお知らせ・社会学は皆さんにとって「未知」の学問。先入観にもとづいた社会学イメージを捨てて授業に臨んでもらいたい。オフィスアワーような学問であるかを理解してもらう。-「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を例として-・出席率によっては期末テストの受験資格を認めない場合がある。・ネットを介しての担当教員とのやり取りは原則Teamsチャットのみとするが、ネットを通じて質問に答えることはしない。・やみくもに質問するのではなく授業資料・テキストをよく読み、考えた上で質問のこと。アクティブ・ラーニングの内容・時間外学修課題を素材とした意見共有、教員からのフィードバックによる振り返りなど。その他-社会学独自の研究対象とは--社会秩序回復はいかにして可能か--「容器(社会)}から考える--「理解社会学」を理解する-抽 選 の 有 無なし備考【第9回】「客観的である」とは -「私は」という呪縛-【第10回】ウェーバーとマルクス -偶発性と法則性-【第11回】形式社会学 -相互作用としての「社会」-【第12回】理解度確認テスト【第13回】初期アメリカ社会学とシカゴ学派【第14回】シカゴ学派とG.H.ミード-相互作用としての社会-【第15回】現代社会学への道程田隝 和久-経験的実証的研究への転機--第2期への導入としての第1期振り返り-第1期   担 当 教 員    開 講 期 

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