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史学科前期は、ヒトラーとナチスについての日本語の研究文献を輪読したのちナチスについての英文の史料を精読する。その際に、1)英文を正確に理解する、2)テキストが書かれた背景や関連事項を適切に調べ、その史料について議論することを目的とする。後期は、カー『歴史とは何か』を輪読し、歴史学について考える。コレラと並行して、各自の研究の中間報告を複数回行い、卒論作成を進める。1)西洋史に関する英語のテキストをきちんと読むことができる。2)その際に必要な関連事項等を調べる方法を身につける。3)卒業論文の作成に必要な予備知識や作業方法を身につける。4)協力してグループワークが行える。5)自らの卒業論文のテーマを見つける。授業中に指示する課題の予習および復習を中心にした授業外学修は、60時間以上を目安に行って下さい。【第1回】イントロダクション;授業の概要説明;授業で扱【第2回】担当者の講義(ドイツ史をテーマにしたもの)【第3-7回】ヒトラーとナチスについて【第8回】英語テキスト講読(1)【第9-14回】個人研究中間報告【第15回】まとめ 夏休みの作業について英語の回では、辞書を必ず持参して下さい。(紙の辞書でも電子辞書でもOK。)教科書は原則購入個人研究に関して、後期末に、各自の卒論研究の中間報告を文章化することを目標としますキャンパス内の適切な場所で質問・相談を行います。う英語テキストの紹介など抽 選 の 有 無なし備考【第16回】イントロダクション;ゼミの進め方の確認【第17-21回】卒論作成に向けて  夏休みのレポートをもとにした個人研究報告【第22-29回】E・H・カー『歴史とは何か』(近藤和彦訳)【第30回】まとめ:春のレポートと卒論作成に向けて梅原 秀元(岩波書店 2022年)の輪読通年講義コード11B6222102授業形態演習科目名西洋史演習1G(通年)履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業および課題への取り組み姿勢によります。フィードバックの内容演習であるため、質疑応答はその都度行います。また、提出された課題は添削して返却します。教科書指定図書参考書『ヒトラーとナチ・ドイツ』石田勇治(講談社)2015、『歴史とは何か』E・H・カー(岩波書店)2022教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了前後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。また、必要に応じて、アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習などその他   担 当 教 員    開 講 期 ― 205 ―

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