letters_2023_02
186/470

古文書は、史料の中でも重要な文献の一つである。本授業では、その古文書を学問対象として、独自に展開してきた古文書学について知ることを目的とする。第1期は、古文書学の基礎からはじめて、古代・中世の古文書を中心に扱う。なお、本授業の目的授業では古文書の講読は行わないので、注意されたい。到達目標講義資料と読書などを通して、古文書学という学問の概要を理解する。その上で、適切な用語によって古文書学の内容について具体的に説明することができる。授業外学修内容・授業外学修を60時間以上行うこと。講義資料にて扱う書籍などを確認し、受講後に熟読することで、古文書学の知識を整理授業外学修時間数し、まとめておく。【第1回】講義をはじめるにあたって【第2回】古文書とは何か【第3回】古文書学史【第4回】古文書の伝来①【第5回】古文書の伝来②【第6回】公式様文書【第7回】公家様文書①【第8回】公家様文書②【第9回】武家様文書①【第10回】武家様文書②【第11回】上申文書①【第12回】上申文書②【第13回】証文類【第14回】筆跡論【第15回】講義のまとめも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。古文書は、史料の中でも重要な文献の一つですが、本授業では、近世・近代文書を対象に検討していきます。その際、文書目録をキーワードに設定したいと思います。まず、当該期の古文書の概要およびその保存・管理などについて確認した上で、次に文書目録について説明します。以降、文書目録の分類項目に従って、それぞれの古文書を詳述していきます。具体的な家わけ文書を取り上げながら、進めていきます。以上を通じて、より実践的な古文書学の展開を目指します。なお、本授業では古文書の講読は行わないので、注意してください。到達目標講義と読書などを通して、古文書学という学問の概要を理解してください。その上で、適切な用語で古文書学の内容について具体的に説明することができることを目標とします。授業外学修内容・授業外学修を60時間以上想定しています。講義にて扱う書籍などを事前に確認し、受講後に熟読することで、古文書学の知授業外学修時間数識を整理し、まとめておいてください。【第1回】古文書学とは【第2回】文書の保存と管理①【第3回】文書の保存と管理②【第4回】文書目録を読む【第5回】支配関係文書【第6回】土地関係文書【第7回】租税関係文書【第8回】村況・村政関係文書【第9回】戸口関係文書【第10回】産業関係文書【第11回】交通関係文書【第12回】商業関係文書【第13回】社会関係文書【第14回】家関係文書【第15回】講義のまとめも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。栗原 健一栗原 健一第1期第2期講義コード11B6137901授業形態講義・実習抽 選 の 有 無なし科目名古文書学1履修前提条件授業計画成績評価の方法試験50%・レポート20%・授業への取り組み姿勢30%フィードバックの内容課題ごとに解説を配布する。教科書『新版古文書学入門』佐藤進一(法政大学出版局)1997年指定図書参考書教員からのお知らせ適宜、講義資料を配布する。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習その他講義コード11B6138001授業形態講義・実習抽 選 の 有 無なし科目名古文書学2履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法試験40%・レポート30%・授業への取り組み姿勢30%フィードバックの内容試験やレポートのフィードバックは、提出後に解答を配布したり、コメントをしたりします。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ適宜、講義資料を配布します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でアクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学修、調査学習その他備考備考   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 176 ―

元のページ  ../index.html#186

このブックを見る