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史学科講義コード11B6135101授業形態講義科目名西洋史特講15履修前提条件授業の目的食文化史という研究分野についての入門的な知識を得るための講義を行います。17・18世紀を中心とするフランス近世についての研究を主な例として取り上げながら、食文化や歴史をめぐる研究の史料や方法、研究史を学びます。食という誰にとっても身近な営みに歴史があるということを知ったうえで、西洋食文化史において用いられる史料や研究手法の基礎を理解できることを目標とします。それを通じて、現代に生きる自分自身の食生活を、歴史的・文化的な観点から相対的にとらえ直すことができるようになることがこの授業の目的です。授業内で紹介する参考文献を読むことに30時間、課題の準備に30時間、合計60時間の学修を行うこと。到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢50%、期末課題50%で評価する。フィードバックの内容リアクションペーパーへのフィードバックは各回授業において行います。最終回授業で学期末課題へのフィードバックを行教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容その他講義コード11B6135201授業形態講義科目名西洋史特講16履修前提条件授業の目的第1期の西洋史特講15の内容を踏まえながら、17・18世紀を中心とする近世フランス史を味覚の歴史という観点から講義し到達目標フランス近世の社会について、食文化史と感性史という分野から学び、理解を深めることが目標です。そのうえで、時間的・授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢50%、期末課題50%で評価する。フィードバックの内容リアクションペーパーへのフィードバックは各回授業において行う。最終回授業で学期末課題へのフィードバックを行う。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容その他【第1回】イントロダクション、参考文献紹介【第2回】ケーススタディ①:フランス料理の誕生【第3回】研究史①【第4回】研究史②【第5回】研究史③【第6回】研究史④【第7回】ケーススタディ②:食卓作法の変容【第8回】前半授業のまとめとフィードバック【第9回】史料と方法①【第10回】史料と方法②【第11回】史料と方法③【第12回】ケーススタディ③:新しい食材【第13回】ケーススタディ④:フランス革命とレストランの誕生【第14回】ケーススタディ⑤:美食批評の誕生【第15回】全体のまとめ、課題のフィードバックいます。リアクションペーパーに対するフィードバックを通じて、学んだことを振り返り、意見や感想を共有する機会を設けます。また、学期末課題では、授業で学んだ内容をまとめたり、図書館やインターネットを活用して関連資料を検索・活用したりする必要があります。ます。空間的な広がりのなかで食をとらえる視野を持てるようになることを目指します。授業内で紹介する参考文献を読むことに30時間、課題の準備に30時間、合計60時間の学修を行うこと。【第1回】イントロダクション、参考文献紹介【第2回】研究史①【第3回】研究史②【第4回】研究史③【第5回】研究史④【第6回】ケーススタディ①:フランス美食地図【第7回】ケーススタディ②:パリにおけるトマトの受容【第8回】前半授業のまとめとフィードバック【第9回】味覚と社会①【第10回】味覚と社会②【第11回】ケーススタディ③:グリモ・ド・ラ・レニエール『美食家年鑑』を読む【第12回】味覚と身体①【第13回】味覚と身体②【第14回】ケーススタディ④:美食批評と図像史料【第15回】全体のまとめ、課題のフィードバックリアクションペーパーに対するフィードバックを通じて、学んだことを振り返り、感想を共有する機会を設けます。また、学期末課題では、授業で学んだ内容をまとめたり、図書館やインターネットを活用して関連資料を検索・活用したりする必要があります。抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考齋藤 由佳齋藤 由佳第1期第2期   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 163 ―

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