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史学科― 153 ―知識を身に着ける。・中世における女性と政治・宗教・生業の関わりについて説明できるようになる。この講義では60時間以上の授業外学習を行うこと。講義後に内容を復習し、各自の興味関心に応じて参考文献(講義内で紹介する)に当ってもらいたい。予習は特に必要ない。【第1回】イントロダクション【第2回】研究史【第3回】古代の家族と婚姻【第4回】古代の宗教とジェンダー【第5回】中世の家族と婚姻①【第6回】中世の家族と婚姻②【第7回】後家【第8回】中世の宗教とジェンダー【第9回】巫女【第10回】遊女①【第11回】遊女②【第12回】女性と生業【第13回】都市社会と女性【第14回】近世への展望【第15回】まとめ・筆記試験 60%説を加える。ル)2021歴史学研究における家族史・女性史の位置、ジェンダー的な視点の重要性について解説する日本の古代~近世を対象とする家族史・女性史の研究史を概観する古代における家族と婚姻の特色について主に戸籍を材料として解説する古代の仏教思想に見られる女性をめぐる教説について解説する中世における家族と婚姻の特色について、公家の家を中心に解説する中世における家族と婚姻の特色について、村落や武士の家を中心に解説する中世における後家について解説する中世の仏教思想にみられる女性をめぐる教説、尼寺などについて解説する神に仕える女性である巫女の特質について解説する中世前期までの遊女集団の特質について解説する中世後期における遊女集団の変質と、遊女屋の成立について解説する様々な生業と女性の関係について、特に村落と都市の差異に注目しながら解説する戦国期の都市社会における女性の地位について解説する近世的な家が成立するなかで家族と女性の地位の変化について解説する講義全体の総括と展望成績評価の方法・リアクションペーパー 40%フィードバックの内容毎回の講義終了後にリアクションペーパーを提出してもらう。重要な質問や疑問については次回授業の冒頭でできる限り解教科書指定図書参考書『新書版性差の日本史』国立歴史民俗博物館(監修),「性差の日本史」展示プロジェクト(著)(集英社インターナショナ教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習その他抽 選 の 有 無あり備考長﨑 健吾第2期講義コード11B6130801授業形態講義科目名日本史特講8履修前提条件授業の目的中世における家族、特に女性の地位の変遷について学ぶことを通じて、日本の伝統社会が形成される過程について基礎的な到達目標・中世における家族の特質と近世への移行の過程での転換について、女性の地位に留意して説明できるようになる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画   担 当 教 員    開 講 期 

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