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ンンなお、上記タイトル・回数などは変更することがある(きっとある!)。ご了承を。史学科この授業では、中学や高等学校では扱わなかった分野史をあつかう。具体的には、中世の武士について、有職故実の視点から、武具・甲冑を通じて理解を深めていく。武士の実像について、平安期から紐解き戦国末期までの戦争の現実、武具・甲冑と使用者である武士、使用された戦場などを総合的に考察したいと考えている。博物館の展示ケースに美術品として展示されている武具・甲冑は、本来、人間同士が命を賭して戦った修羅場で使用されたものだった。こうした道具類を通じて武士の知られざる一面を明らかにする。①歴史資料に触れた際、武具や甲冑の記述や画像などから、武士の実像や戦争の真実、時代性を正確に読み取れるようになること。②学校教育の場において、生徒の興味や関心を育てることのできる歴史教育のノウハウの一端を身につけること。特にないが、授業後、配布資料をきちんと読むこと、講義を聞き、きちんとメモをとることを心がけること。授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第1回】ガイダンス【第2回】武具甲冑研究と有職故実【第3回】奈良朝までの武具と甲冑について(1)【第4回】奈良朝までの武具と甲冑について(2)【第5回】平安期の武具と甲冑について(1)大鎧(1)【第6回】平安期の武具と甲冑について(2)大鎧(2)【第7回】平安期の武具と甲冑について(3)胴丸・腹巻【第8回】鎌倉期の武具と甲冑について(1)甲冑使用の実教科書は指定せず、配布資料をこれに代える。必要なものを、適宜、授業内に紹介。なお、授業内容は上記のとおりだが、進度や校務等により若干の変更があり得る。コロナなんかに負けないで、一緒に、踏みつぶして踏み越えてやりましょう!がんばりましょう。お、授業中の私語は厳に慎むこと。日蓮教団の成立は、古代からの法華信仰に裏付けられ、天台での修行を経た日蓮によって開創された。その後は、鎌倉から京都へと信仰の軸を移したものの、教線は中世を通じて全国に広がり、中世社会において大きな影響を与えることになる。本講義では、具体的な史・資料を明示しつつ、その信仰伝播の流れを俯瞰し、日本中世史における教団の果たした役割について歴史学的立場から言及する。この講義の主要な構成は、上記の流れに沿って行われる。2022年度の構成に準じているが、提示する史料・資料に更新を加え、別途新たな視点からの論点も含んでいることを付言しておく。受講により、日本中世史における日蓮教団の果たした役割を理解できるようになる。古文書などの歴史史料、絵画資料、その他モノ資料を利用して、どのように歴史像を構築していけばよいかが理解できるようになる。実際に寺院や博物館において、本講義に関係する資料に接した際に、的確な理解と判断ができるようになる。講義に関連する読書をしていただき,また、博物館,美術館への積極的な見学をしてもらう。時間総計としては,授業1回あたり4時間,半期15回で計60時間。授業の内容の予習、復習として、この時間を当てることも可とする。この場合、見学場所,予習復習の具体的内容は適宜指示する。【第1回】ガイダンス:日本史の中の日蓮教団【第2回】日蓮の開宗と日蓮教団【第3回】鎌倉の日蓮教団【第4回】題目曼荼羅と布教【第5回】京都への布教と展開【第6回】門流の展開と分化【第7回】本門寺と日親【第8回】日什と関東への教線この講義の到達目標に達成したかどうかを測る授業後のリアクションペーパー(各回5点×15回=75点)、授業への取り組み度合い(レポートなどを含む可能性あり 25点)の合計100点で評価する。リアクション聴取の内容、方法については適宜指示する。講義はパワーポイントを板書代わりとし、参考資料は適宜紙資料を配布するか、webclassなどで配布します。【重要】パワーポイントのデータは配布しません。著作権や非公開の場面の写真がありますので。講義内容はノートを取ること。参考署は講義中に適宜指示します。際抽 選 の 有 無あり備考抽 選 の 有 無あり備考【第9回】鎌倉期の武具と甲冑について(2)武具との関連【第10回】古代の武具・甲冑補論【第11回】南北朝・室町期の武具と甲冑について【第12回】南北朝・室町期の武具と甲冑について(1)【第13回】戦国期の武具・甲冑について(2)【第14回】戦国期の武具・甲冑について(1)【第15回】中世から近世初頭の武具・甲冑/補論【第9回】日像と北陸への教線【第10回】戦国仏教としての日蓮教団【第11回】京都の日蓮教団檀徒Ⅰ 天文法華の乱とその後【第12回】京都の日蓮教団檀徒Ⅱ 洛中十六本山会合組織【第13回】日蓮教団と文化活動【第14回】中世日蓮教団と織豊政権【第15回】日蓮教団 中世から近世へ佐多 芳彦古川 元也第1期第2期講義コード11B6130301授業形態講義科目名日本史特講3履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法第1期末筆記試験(定期試験期間内):授業への取り組み→8:2フィードバックの内容原則として、授業時、適宜おこない、「掲示板」にておこなう(学生個人を特定できるようなかたちはとらない)。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習などその他教科書や参考書だけでは対応できない分野。授業時にきちんとメモをとること。わからないことがあれば気軽に質問を。な講義コード11B6130401授業形態講義科目名日本史特講4履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容リアクションペーパーに対する講評を、翌週授業で言及するなどして、20分程度のフィードバックを行う。教科書指定図書参考書『日蓮教団全史』立正大学日蓮教学研究所編(平樂寺書店)1964.11教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。アクティブ・ラーニングの内容該当なしその他該当なし   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 151 ―

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