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史学科― 143 ―本授業では、前期の西洋史概説3を踏まえた上で、近世・近代・現代を時代背景として扱います。特に宗教改革期以後のこれまでの500年は、世界の一体化を迎え、アジア(日本)も西洋の歴史と大きくかかわって来ます。さらに、市民革命や産業革命以後の歴史は、現在の私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。上記のことを念頭に置きつつ、よりグローバルな視点から西洋の歴史を、アジアとのかかわりも含めて現在まで概観します。特に100年という単位に着目して、歴史の転換点を探ることを目的とします。① 事実の羅列である「点」としてではなく、連綿と続く「線」としての歴史理解ができる。② 史料を読み解き、自分なりの解釈や批判を行うことができる。③ 現在の私たちの生活との関連の中で、当該時代の歴史が理解できる。配布するレジュメ等をもとにした予習および復習と、授業内で提示する課題への取り組みを含めて、この科目では60時間以上の授業外学修を行ってください。ン初回の授業時に、前期の復習も兼ねてオリエンテーションを行います。その時に詳しい授業計画表を配布します。ン【第1回】オリエンテーション-前期のまとめと後期の授業計画【第2回】16世紀の世界-宗教改革とその影響【第3回】16世紀の世界-主権国家の成立と絶対主義【第4回】17世紀のヨーロッパ世界【第5回】16世紀から17世紀のアメリカ大陸とヨーロッパ【第6回】18世紀の世界-啓蒙主義の世紀【第7回】18世紀の世界-フランス革命と産業革命【第8回】19世紀前半のヨーロッパ-ウィーン体制下のヨーで行います。吾他編(ミネルヴァ書房)2016年、『論点・西洋史学』金澤周作監修(ミネルヴァ書房)2020年知)でも受け付けます。初回の授業時に、授業に関する連絡方法について共有します。本講義では考古学の基礎を確認したうえで、旧石器時代と縄文時代の概要を解説する。文字の無いこの時代は、土器や石器、住居跡や墓などの考古資料が人類の過去を知る主要な手掛かりとなっている。各種の考古資料を通じて、各時代の環境、社会、生活、文化等を学ぶ。予習と復習、史跡や博物館における現資料の見学、講義で示す動画の視聴等により、60時間以上の学修をおこなうこと。【第1回】考古学とは何か【第2回】考古学の方法と研究の歩み【第3回】人類の進化と拡散【第4回】旧石器時代の年代と環境【第5回】旧石器時代の遺物【第6回】旧石器時代の集落と社会【第7回】縄文時代の年代と環境【第8回】縄文時代の土器と道具(1)【第9回】縄文時代の土器と道具(2)【第10回】縄文時代の土器と道具(3)【第11回】縄文時代の墓と祭祀【第12回】縄文時代の集落と生業(1)【第13回】縄文時代の集落と生業(2)【第14回】縄文時代の集落と生業(3)【第15回】縄文時代の社会館を訪ね、実際の資料を見学して、講義の理解を深めてください。ロッパ抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】19世紀中葉のヨーロッパ-2月・3月革命とその影響【第10回】19世紀のアメリカ-独立後のアメリカと南北戦争【第11回】19世紀後半のヨーロッパ-国民国家の形成とナショ【第12回】20世紀の世界-帝国主義の進展と第一次世界大戦【第13回】20世紀の世界-ロシア革命とドイツ革命【第14回】20世紀の世界-短い戦間期と長い戦後【第15回】まとめと復習佐藤 育子ナリズム本間 岳人第2期第1期講義コード11B6124001授業形態講義科目名西洋史概説4履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法学期末の試験(60パーセント)と授業への取り組み、意欲(40パーセント)をあわせて、総合的に評価します。フィードバックの内容リアクションペーパーやミニレポートなどの課題に対するフィードバックは、原則翌週(あるいは締め切り)以後の授業内教科書指定図書参考書『大学で学ぶ西洋史[近現代]』小山哲他編(ミネルヴァ書房)2011年、『新しく学ぶ西洋の歴史:アジアから考える』南塚信教員からのお知らせ授業に必要と思われる参考文献は、授業内で随時お知らせします。本学の図書館にある場合は、積極的に活用してください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。またメール(授業内で告アクティブ・ラーニングの内容その他講義コード11B6124101授業形態講義科目名考古学概説1履修前提条件授業の目的到達目標考古学の資料による旧石器時代と縄文時代の概要を理解できる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢・リアクションペーパー(50%)とテスト(50%)の総合評価フィードバックの内容提出されたリアクションペーパーに対して、次の授業の冒頭にコメントと前回授業の振り返りをおこなう。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ参考書、参考動画は授業中に指示します。考古学は、遺跡や遺物といったモノ資料を対象した学問です。各自で遺跡や博物オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーないし、Teamsのチャット機能でも受付けます。アクティブ・ラーニングの内容リアクションペーパーによる意見の表明と共有ならびに教員からのフィードバックによる振り返りをおこなうその他講義資料はTeamsを利用して、データ(PDF)にて配布します   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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