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史学科講義コード11B6123201授業形態講義科目名日本史概説4履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法試験70%、授業への取り組み姿勢(課題提出を含む)30%フィードバックの内容内容に関するコメントや質問については、次回以降の授業で回答します。詳しい説明が必要な場合は、資料を追加します。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ・教科書は使用しませんが参考書を始めとする諸研究を元にして作成したレジュメ等を配付します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワー、メール等で受け付けます(利用方法はポータルサイト、アクティブ・ラーニングの内容反転授業その他外部講師の招聘を考えております。講義コード11B6123301授業形態講義科目名東洋史概説1履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法小レポートを1回(15%)、期末レポート(75%)を課す。そうした課題への取り組みおよび、授業への取り組み姿勢(10%)フィードバックの内容レポートに関しては授業内で総評をおこなう。教科書指定図書参考書教員からのお知らせテキストは用いず、レジュメを配布するか板書をおこなう。連続した内容なので、第2期も受講してほしい。随時、指定図オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、原則としてオフィスアワー(水曜6限)に受け付けます。またWebclassのメールでも受付アクティブ・ラーニングの内容いずれのレポートも授業内容に深く関わるものであり、リアクションペーパーとしての役割もある。またいずれのレポートその他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 139 ―高校までの歴史とは異なり、大学の歴史学では「歴史を考える」ことを目指します。具体的には、明治維新以降の戦争を通して近現代日本の歴史を学びますが、単に事実の理解にとどまらず、その歴史的事象の生成背景、その後の歴史への影響、歴史的事象の特徴、意義などを考えていきます。そのことによって歴史学の本質を理解し、「考える」ことを身に付けていきます。日本近現代史の流れを、世界のなかの日本という国際環境ないし地理的視野のなかで理解することを通じて、現在を生きる我々の社会がどのように形成されてきたのか、あるいは現在の社会を相対化できるような違いがどこにあるのかを知ることにより、現代の社会について多面的な視座から考える力を養うことを目標とします。授業の理解度を深めるために、授業前に配付したレジュメを熟読するなどの準備学習・復習を必要とします。この科目では、合計60時間以上の準備学習・復習を行ってください。【第1回】日本近代の戦争を学ぶ意味【第2回】日本軍隊の創生【第3回】天皇の軍隊の確立【第4回】日本の朝鮮半島新出【第5回】日清戦争と国民の創出【第6回】日露戦争と日本の満洲進出【第7回】第一次世界大戦と日本【第8回】満洲事変から日中戦争へ『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子(新潮文庫)2016年、『戦争の記憶』キャロル・グラック(講談社現代新書)2019年、『避けられた戦争』油井大三郎(ちくま新書)2020年、『南京事件』笠原十九司(岩波新書)1997年、『日清戦争』大谷正(中公新書)2014年、『日本軍兵士』吉田裕(中公新書)2017年、『戊辰戦争』保谷徹(吉川弘文館)2007年、『国民軍の神話』原田敬一(吉川弘文館)2001年、『戦争と民衆の社会史』大江志乃夫(現代史出版会)1979年、『キメラ満洲国の肖像(増補版)』山室信一(中公新書)2004年・初学者にも理解できるように分かりやすく説明いたしますが、不明点は積極的に調べたり質問したりしてください。ライブラリ内のマニュアルを参照)。東洋史とは、「中国」を中心とした地域や国の歴史でなく、ユーラシア大陸東部における遊牧民と農耕民の相克の歴史という面を持っている。ではそうした枠組みにおいて、秦や漢、後漢王朝はどのように位置づけられるのか。歴史を学問するということは基礎知識を身につける同時に、既存の知識の根拠を尋ねて再考してみることである。この授業を受けて、たくさんの疑問を見つけてもらいたい。到達目標東洋史の基礎知識を身につけてもらうと同時に、東洋史がどのような学問であるのかを理解してもらう。具体的には日本を授業外学修内容・授業外学修時間数ふくむユーラシア大陸東半分の諸地域・諸国家の関係が意識できるようになることが目標となる。授業外の時間には指定図書などを読んでほしい。期間中60時間以上の授業外学修時間が必要。【第1回】授業の目的【第2回】「世界史」と「東洋史」【第3回】中国の神話・考古-夏・殷【第4回】殷・周【第5回】春秋・戦国時代【第6回】秦帝国の成立【第7回】漢の成立【第8回】匈奴と前漢の武帝によって成績評価を行う。『中華の成立』渡辺信一郎(岩波書店)2019、『中国史 2』松丸道雄ほか(山川出版社)1996、『中国の歴史4~6』金文京ら(講談社)2005、『中国の歴史3~4』川勝義雄ら(講談社)1974、『遊牧民から見た世界史』杉山正明(日本経済新聞社)2011書以外の関連図書を紹介する。けます。にも教員からフィードバックをおこなう。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第9回】南京事件【第10回】第二次世界大戦と日本【第11回】戦争と沖縄【第12回】「終戦」と戦争責任、「慰安婦」問題【第13回】「終戦」と戦争責任、「徴用工」問題【第14回】戦後日本と領土問題【第15回】試験と解説【第9回】前漢・武帝の政治【第10回】王莽の登場から後漢の成立へ【第11回】後漢の衰退と三国の鼎立【第12回】『三国志』と『三国演義』【第13回】ふりかえり(1)【第14回】ふりかえり(2)【第15回】まとめ真辺 美佐岩本 篤志第2期第1期

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