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講義コード11B6122101授業形態演習科目名西洋史演習1A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業中の貢献とWebClassを通じたコメントシートの提出、課題の提出、各自のテーマ選択と発表の準備など総合的に評価フィードバックの内容コメントシートは全員で共有し、必要に応じて個別にも応答します。教科書『女と男と子どもの近代』長谷川まゆ帆(山川出版社)2017年ほか指定図書『論点・西洋史学』金澤周作監修(ミネルヴァ書房)2020年、『論点・ジェンダー史学』弓削尚子監修(ミネルヴァ書房)2023参考書教員からのお知らせオフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容その他   担 当 教 員    開 講 期 ― 128 ―年卒論に取りくむまでにはなお時間はあるが、いずれはやってくる卒論執筆を念頭に、そのための予備的学習として本授業はある。具体的には、歴史学の既存の研究に学び、問いをたてたり、調査したり、考察したりすることを学ぶ。また論文とは何か、といった基礎的知識についても学び、体験的に力をつけていく。自分自身の問いや関心を探し出すこと、謎に思うこと、わからないこと、なぜかワクワクすることなど、もっと知りたい、調べてみたいと思うことを明確にしていく。そのためには多くの文献を集め、読むことが不可欠です。それゆえ、文献の探し方などについてもあらためてお知らせしますので、自分でどんどん先に読み進め、さらに問うという姿勢を身につけること。授業外学習としては、指定テクストの予習と課題への応答、コメントシートの提出などで、個人差はあると思いますが、およそ2時間ほどを想定しています。ン最初に史学パースペクティヴに関わるいくつかの論考を読みます。そのうえで、手がかりとなる参考文献をいくつか紹介していきます。さらにレポートや論文とは何か、どうやって書いたらよいかといった基礎的な知識についてもお伝えします。並行して、長谷川のやってきた研究の一端や、若い研究者たちのチャレンジについてもを紹介していこうと思っています。ンこうした前半期の授業を通じて、各自、自分のテーマを見つけ出し、それについて調べ、報告していただきます。【第1回】史学パースペクティヴ①「時間の中にある歴史叙述」より、歴史学の歴史について。【第2回】史学パースペクティヴ②「ヘイドン・ホワイトと歴史家たち」より、歴史叙述と方法について【第3回】続き【第4回】続き【第5回】いくつかの手がかりについて紹介①【第6回】いくつかの手がかりについて紹介②【第7回】レポート・論文の書き方①【第8回】レポート・論文の書き方②【第9回】レポート・論文の書き方③【第10回】テーマ選択と発表に向けて【第11回】長谷川の研究紹介-具体例として① 世界史リブレット89より【第12回】長谷川の研究紹介-具体例として②   〃【第13回】長谷川の研究紹介-具体歴として③   〃【第14回】履修者のテーマ選択 関連文献蒐集と読書について→夏休みの課題【第15回】まとめン【第16~30回】第二期については履修者の調査研究報告が中心となる。毎回数名の報告を予定。ン学年末には、卒論のテーマが決まっていることが望ましい。また必要な調査研究がある程度ンすんでいること、先行研究の論点がある程度把握できていることが望ましい。する。本授業に関する質問や相談は、学部学科の定めているオフィスアワー(長谷川の場合は、金曜3時間目)にて受け付けます。またWebClassのメッセージ機能でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照してください)。基本的には演習ですので、各人の実践的な授業への関りが重要になります。具体的には履修者自身の発表を予定しています。そのための準備を行うこと。他の人の報告に際しても、関心をもって臨み、常に自分に引き寄せて「問い」「考える」姿勢を心掛けてください。『論点・西洋史』及び『論点・ジェンダー史』(ミネルヴァ)より山川の世界史リブレットより 良質な入門書について概観します。抽 選 の 有 無なし備考長谷川 まゆ帆第1期

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