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― 116 ―本演習は、学生自身が調査・研究・発表するゼミナール形式の授業で、翌年度の卒業論文作成の前に、専門分野を研究するための基礎的な知識を習得することを目標とします。具体的には、教材とする史料を、政治・社会・教育・文化などの幅広い側面から読み解き、それをもとに調べ、発表することによって、卒業論文作成のために必要な調査・研究・発表の作法を身に付けてもらいます。全員参加型の授業ですので、事前に配付された史料を精読する必要があります。また担当者には発表もしてもらうため、その準備時間も要します。この科目では、合計60時間以上の準備学習・復習を必要とします。【第1回】オリエンテーション【第2回】関心テーマの発表【第3回】史料探索の方法(1)【第4回】史料探索の方法(2)【第5回】史料解読の発表(1)【第6回】史料解読の発表(2)【第7回】史料解読の発表(3)【第8回】史料解読の方法(4)【第9回】史料解読の方法(5)【第10回】史料解読の方法(6)【第11回】史料解読の方法(7)【第12回】史料解読の方法(8)【第13回】史料解読の方法(9)【第14回】史料解読の方法(10)【第15回】史料解読の方法(11)・発表の問題点、改善点、良かった点等を指導します。ライブラリ内のマニュアルを参照)。2Aでは、1Aに引き続き、史料を通じて、古代史における歴史事象の調査や研究の進め方を身につける。また、卒業論文提出を次年度に控え、自らの興味関心を育てる。卒論の研究テーマを絞り込み、問題意識をもって取り組む最初の一歩となる。いずれも、学生の報告形式で史料講読を主軸に、卒論に向けての研究発表もおこなう。史料は第1期に決定したものをあつかう。一巡目は昨年度のやり方を踏襲する。前年度よりも担当する分量を増やしながら、調査事項もより深いものとなるような講読を続ける。第2期は、冒頭において学生個々の研究テーマに関して発表をおこなう。①史料の読解を自力で行えるようになる。②卒論で取り上げたいテーマや、興味関心のあるテーマについて、必要な基礎知識を獲得する。③そのうえで研究テーマに対する具体的な問いかけをおこなえるようになる。④自己の考えを、言葉にして発信できるようになる。自らの興味ある歴史事象について、関連書籍を読んだり、博物館や美術館、図書館、資料館などに足を運び、基礎知識の充実に努めてほしい。授業外で60時間以上の学修を行うこと。【第1回】授業概要の説明、年間計画の調整【第2回】夏期、研究の口頭報告①【第3回】夏期、研究の口頭報告②【第4回】夏期、研究の口頭報告③【第5回】史料を読む①【第6回】史料を読む②【第7回】史料を読む③【第8回】史料を読む④全訳本などからコピー&ペーストするような報告者については厳しく対応する。質問・相談等は、そのままにせず、かならず教員に相談のこと。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考真辺 美佐佐多 芳彦する。第1期第2期講義コード11B6121305授業形態演習科目名日本史演習1E履修前提条件授業の目的到達目標4年生で作成する卒業論文に必須となる史料読解力、調査能力、研究能力を養うことを目標とします。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢(発表に対する積極的な姿勢、発表者に対する討論など総合的な授業態度)100%フィードバックの内容・議論の論点について解説します。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ出席は当然の前提とみなしますので、欠席・遅刻・早退の際には、必ず事前・事後にご連絡ください。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワー、メール等で受け付けます(利用方法はポータルサイト、アクティブ・ラーニングの内容ディスカッション、プレゼンテーションその他課外授業の実施、外部講師の招聘を考えております。講義コード11B6121401授業形態演習科目名日本史演習2A履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組み姿勢40%、リアクションペーパー60%などによる総合評価とします。なお、史料講読時、参考書や注釈本・フィードバックの内容授業時、適宜おこなうものとする。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ漢和辞典、日本史事典は必携。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。アクティブ・ラーニングの内容講義主体のときもあるが、基本的には学生に問いかけ、あるいは意見を求める形式でおこなう。個人ないしは2・3名ずつのグループワークで課題に取り組んでもらい、それをゼミ生の前で報告、みなで質問したり、意見を出し合ったりする。その他史料の輪読や、ゼミ生の研究報告に際しては、質問や意見交換など、積極的な発言を心がけること。また年度末3月に卒論のための小勉強会をおこなう。問題提起について重点的に考える場としたい。   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 【第9回】史料を読む⑤【第10回】史料を読む⑥【第11回】史料を読む⑦【第12回】史料を読む⑧【第13回】史料を読む⑨【第14回】学生個々の研究のために質問などを受ける時間と【第15回】次年度に向けて

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