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史学科― 97 ―講義コード11B6120101授業形態講義科目名日本史研究法履修前提条件授業の目的日本史を歴史学的に研究する上で必要となる、基礎的な学術的知識および技術について、時代と分野の両面から講じ、履修到達目標講義の内容をもとに、基礎的な日本史の研究方法を理解し、その上で自身の研究テーマについて考えていく態度、史料の扱い方などを身につけることができる。授業外学修内容・毎回の講義内容を復習し、興味のあるテーマについては図書館で関係する文献などを読んで知識を深めること。こうした予授業外学修時間数習・復習の学修は、授業以外に60時間以上を目安におこなうこと。【第1回】イントロダクション「歴史」を学ぶということ【第2回】「歴史」とは何か【第3回】「日本史」とは何か【第4回】古代史研究入門【第5回】中世史研究入門【第6回】近世史研究入門【第7回】近代史研究入門【第8回】小テスト(授業のまとめ)およびレポート課題の提示(オンデマンド型授業)【第9回】歴史学と文学【第10回】歴史学と地理学【第11回】歴史学と民俗学【第12回】オーラルヒストリー【第13回】地域史(地方史)とは何か【第14回】社会史とは何か【第15回】「歴史家」とは何か授業計画成績評価の方法授業への取り組み・姿勢(50%)、期末テスト(40%)、レポート(10%)で評価する。フィードバックの内容授業終了時に質問や疑問を受け付け、次回の講義に適宜回答します。教科書指定図書参考書教員からのお知らせ教科書は特に用いませんが、毎回プリントを配布して講義を進めます。演習の資料の授受はTeamsを使用する予定。オフィスアワー本講義に関する質問・相談は、学部・学科で定められているオフィスアワーにて受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容授業終了後に簡単な毎回レスポンスシートを配布し、課題を課したり、質問や疑問などに回答する。その他講義コード11B6120201授業形態講義科目名東洋史研究法履修前提条件授業の目的授業計画成績評価の方法3~4回の授業内小テスト(20%)・授業への取り組み姿勢(30%)および授業内課題および期末試験(50%)での総合評フィードバックの内容「小テスト」・授業内課題は原則、次週の授業時に講評を提示する。教科書指定図書者にその認識を学修させる。歴史を「科学」として研究する場合、そこには一定の方法があります。本講義では、とくに中国を中心とする東アジアを研究する際の基礎的研究方法の習得を目的としています。永い歴史をもつ中国には多くの歴史史料があり、それぞれに特徴があります。また、東アジアの歴史研究をおこなう場合にも、当該地域の地理的環境・時代区分・歴史用語・度量衡など、基礎知識の習得が不可欠です。到達目標歴史史料の特徴および基礎知識の習得に重点をおく本講義は、2年次以降の専門科目学習の理解を深める基礎となることができる。この授業では60時間以上の授業外学修をおこなうこと。授業終了ごとに各回の「要点整理」におこない、あわせて事前に周授業外学修内容・知した次回の授業テーマに関する予習を行うこと。また、授業時中に「課題」とした「小テーマ」はその都度諸資料を検討授業外学修時間数してノートにまとめておくこと。【第1回】東洋史研究への導入(ガイダンス)【第2回】歴史と地理(1)歴史の舞台としての中国【第3回】歴史と地理(2)中国の北と南【第4回】易姓革命とRevolution【第5回】中華思想と冊封体制【第6回】「正史」について(1)記録とは何か?【第7回】「正史」について(2)紀伝体と編年体【第8回】暦と干支(1)価。『中国史研究入門 上・下』山根幸夫編(山川出版社)1995、『中国歴史研究入門』礪波護,岸本美緒,杉山正明編(名古屋大学出版会)2006、『アジア歴史研究入門6冊』島田虔次[ほか]編(同朋舎)1983-87、『中国史籍解題辞典』神田信夫,山根幸夫編(燎原書店)1989、『度量衡の事典』阿部 猛(同成社)2006、『「正史」はいかに書かれてきたか』竹内康寛(大修館書店)2002、『中国の歴史書』増井経夫(刀水書房)1984、『東アジア文化圏の形成』李成市(山川出版社)2000、『イスラーム世界研究マニュアル』小杉泰(名古屋大学出版会)2008、『中国学レファレンスマニュアル』漢字文献情報処理研究会編(好文出版)2021参考書『電脳中国学1・2』漢字文献情報処理研究会編(好文出版)1998、2001、『日本暦西暦月日対照表』野島寿三郎(日外アソ教員からのお知らせ授業用プリントを配布(配布方法は別途指示)します。また、端末(PC・タブレット・スマホ)を使った3~4回ほどの授オフィスアワーこの授業に関する質問等は、授業終了後、授業時間内に教室で受け付けます。または、学科で定めているオフィスアワーにアクティブ・ラーニングの内容小テストおよび課題のフィードバック。その他シエーツ)1987、『アジアの暦』岡田芳朗(大修館書店)2002業内小テストをおこないます(不定期)。て受け付けます。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考石山 秀和野沢 佳美第1期第1期   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 【第9回】暦と干支(2)【第10回】非文字資料について【第11回】度量衡と陰陽五行説【第12回】時刻・数字・色【第13回】漢字の話【第14回】本の話【第15回】まとめ

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