gs_syllabus2025
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ドの文化について理解を深めることを目的とする。大乗仏教が成立し、活動が繰り広げられたと考えられる北インドの社会と文化について、彫刻類に記された情報を示したN.P. Joshi著Life in Ancient Uttarāpatha(Banaras Hindu Universitym, 1967)を読み進めながら、その内容について検証してゆく。従って、授業参加には当該テキストの事前学習が必要となり、60時間以上の授業外学修を各自の責任で進めて欲しい。【第1回】 Life in Ancient Uttarāpatha(Banaras Hindu Universitym, 1967)の輪読【第2回】  同【第3回】  同【第4回】  同【第5回】  同【第6回】  同【第7回】  同【第8回】  同【第9回】  同【第10回】  同【第11回】  同【第12回】  同【第13回】  同への取り組み姿勢(20%)。に参加してください。宗教学は、自己の宗教について理解を深める神学や教学とは異なり、他者の宗教を理解しようとする試み(他者学)である。本授業では、そもそも宗教を学問するとはどういうことかを考えながら、宗教学の古典的なテーマから現代的なテーマまでを概観し、具体的な事例を検討することを通じて、しなやかでバランスのとれた宗教学的思考力を涵養する。宗教学に対する基本的知識と考え方を説明できる。諸宗教伝統・文化の広がりと特徴を比較の視点から把握できる。宗教学・宗教史学的問題に対して的確にアプローチすることができる。この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、テキストの該当箇所を読み予習を行うこと。授業中に解決できなかった疑問やコメントなどについては、その週のうちにLMSを通じて簡単なリアクションペーパーを提出すること。【第1回】ガイダンス【第2回】宗教学への招待【第3回】宗教について考えるために①生と死の意味【第4回】宗教について考えるために②悪の問題【第5回】宗教について考えるために③宗教と倫理【第6回】宗教学の基本テーマを学ぶ①宗教と各種データ【第7回】宗教学の基本テーマを学ぶ②宗教と呪術【第8回】宗教学の基本テーマを学ぶ③祈りと宗教体験【第9回】宗教学の基本テーマを学ぶ④神話の問題【第10回】宗教学の基本テーマを学ぶ⑤儀礼と祭り【第11回】宗教学の最新テーマを学ぶ①宗教と世俗【第12回】宗教学の最新テーマを学ぶ②宗教とツーリズム【第13回】宗教学の最新テーマを学ぶ③宗教とスピリチュアリティ教科書は第2期の宗教学特講2でも使用する。本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考髙橋 堯英渡辺 優第2期第1期令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科講義コード13B1103601授業形態演習科目名(博)仏教文化特講4履修前提条件授業の目的インドにおける仏教の展開は様々な観点から研究されている。この授業では、初期大乗仏教の生まれた時代における北イン到達目標サカ・クシャン時代を中心とする北インドの文化について理解を深めることが出来る。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業は縦糸にするテキストの講読と解説・ディスカッションという形で進めるので、授業準備状況で評価する(80%)、授業フィードバックの内容「ふりかえり」の機会を設け、受講生の質問を受け、それまでの内容を確認する。教科書『Buddhism in Mathura』V.K.Gupta(Bharatiya Kala Prakashan)2009指定図書参考書教員からのお知らせ参考資料はポータルサイトの共有ストレージ内の髙橋のストレージにアップしておく予定ですので、事前に予習をして授業オフィスアワー本授業に関する質問・相談は授業中に対応するが、メール(takahidetakahashi1955@gmail.com)でも受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容各自の事前学習の内容を授業中に確認しながら、ディスカッションを通じ理解を深めていきます。実践的な教育内容その他講義コード13B1104301授業形態演習科目名(博)宗教学特講1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末レポート(60%)、授業への取り組み姿勢(40%)フィードバックの内容授業中での質問に対しては、その都度回答し、授業後の質問についてはLMSにて対応する。教科書『宗教学(3STEPシリーズ④)』伊原木大祐/竹内綱史/古荘匡義(編)(昭和堂)2023指定図書参考書教員からのお知らせ第1期は教科書を使用する。受講者は、できれば第1回授業までに(遅くとも第2回授業までに)購入しておくこと。オフィスアワー本授業に関する質問は、授業中にその都度受け付けるほか、LMSでも受け付ける。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、反転授業、グループ・ディスカッションなど実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 ― 80 ―

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