gs_syllabus2025
81/280

― 77 ―講義コード13B1102201授業形態演習科目名(博)仏教学演習2履修前提条件授業の目的『倶舎論』を漢訳及びチベット語訳や注釈書なども参照しながら講読します。サンスクリットテキストがどのように翻訳され到達目標(1)辞書などを引きながらテキストに従って読み、(2)注釈書や引用される経、或いは翻訳研究なども参照し、(3)論点と内容を理解し、自分の言葉で明確に説明することを目指します。授業外学修内容・予習として他の資料も参照しながら、講読箇所の試訳を作成し、授業を踏まえて、復習として修正したものを作成するのに授業外学修時間数は、60時間以上の授業外学習が必要になります。【第1回】テキストと授業の進め方の説明【第2回】テキストの解読と検討(1)【第3回】テキストの解読と検討(2)【第4回】テキストの解読と検討(3)【第5回】テキストの解読と検討(4)【第6回】テキストの解読と検討(5)【第7回】テキストの解読と検討(6)【第8回】テキストの解読と検討(7)【第9回】テキストの解読と検討(8)【第10回】テキストの解読と検討(9)【第11回】テキストの解読と検討(10)【第12回】テキストの解読と検討(11)【第13回】まとめ授業計画成績評価の方法期末のレポート40パーセント、授業の取り組み姿勢(予習や質疑応答など)60パーセント。フィードバックの内容予習として提出された試訳にチェックを施したものに基づいて、修正すべき点、疑問点などを検討しながら授業を進めます。教科書適宜資料を配布します。指定図書参考書授業の中でお知らせします。教員からのお知らせサンスクリットやチベット語に余り触れてこなかった方も、どのように漢訳されたかを知ることで世界が一層広がります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業内、或いはメールで(アドレスは履修される方にお知らせします)対応します。アクティブ・ラーニングの内容辞書やインターネット検索などを利用した能動的な授業外学習、意見共有、ディスカッション実践的な教育内容その他講義コード13B1102501授業形態演習科目名(博)仏教史学特講1履修前提条件授業計画成績評価の方法期末に行うレポート試験(8割)、毎回の授業における貢献(2割)で判定するフィードバックの内容毎回、授業の内容を次の授業の時までに纏めて提出する。教科書指定図書参考書『仏教瞑想論』蓑輪顕量(春秋社)2008、『シリーズ実践仏教第五巻』船山徹編(臨川書店)2020教員からのお知らせ耳学問は大事であるので、欠席をしないことオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、LMSのメッセージ機能でも受付アクティブ・ラーニングの内容教員からのフィードバックによる振り返り実践的な教育内容瞑想指導の経験を生かして実際に体験する時間も、授業の中で設けるその他たかにも留意しながら、ヴァスバンドゥと説一切有部、仏教内外のその対論者たちの考え方、論じ方を考察します。素朴な疑問は新たな発見につながります。お互いの疑問と知見も語ってください。仏教とは何か。仏教は古来、学問的な研鑽と修行という二つの側面から語られてきた。学問的な部分はしばしば研究の遡上に上るが、修行に関するものは少ない。そこで本授業では、仏教の伝えてきた修行の側面に焦点を当てて講義を行う。まず授業の目的はインド仏教における修行と東南アジアにおける現状について概説する。到達目標仏教の修行が何を目指してきたものなのか、何が実現できるのか、自分のことばで語れるようになる。またその修行がどのように変化して現代に至っているのか、合わせて説明できるようになる。授業外学修内容・授業外学習を学期中に60時間以上行うこと。毎回の授業後に、授業で聞いた内容を中心にレポートに纏め、疑問に思った点授業外学修時間数など、自分で調べる自宅学習をし、次の授業の時間に冒頭で提出すること。【第1回】全体のガイダンス【第2回】釈尊以前の瞑想の概観【第3回】釈尊の見いだした修行は何か【第4回】念処から止観への流れ【第5回】止観の展開【第6回】大乗初期の瞑想【第7回】大乗後期の瞑想【第8回】部派仏教に伝わる瞑想【第9回】部派仏教に伝わる瞑想【第10回】ミャンマーの現代瞑想【第11回】タイの現代瞑想【第12回】カンボジア・ラオスの瞑想【第13回】スリランカの瞑想けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考木村 紫蓑輪 顕量第2期第1期令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

元のページ  ../index.html#81

このブックを見る