― 76 ―印度学仏教学の基本文献のサンスクリット語原典等を、文献学的研究手法を駆使して解読し、原語のもつ微妙なニュアンスを汲み取った新たな現代語訳を試みる。「仏教学特講1」に引き続き、法華経等の経典や論書の梵本を教材として原典研究の授業の目的手法を実例を以て示すことを目的とする。到達目標印度学仏教学のサンスクリット語原典を解読することができる。サンスクリット語の文法および語彙を習得することができる。文献学的研究方法を習得し、自ら試行することができる。授業外学修内容・受講生各自が原典の解読のために逐語的に文法事項と意味を明らかにすべく予習すること。また、復習としては、授業での授業外学修時間数修正箇所を反映した形で翻訳を作成すること。これら予習・復習を合わせて計60時間以上行なうのが望ましい。【第1回】授業の進め方の確認、講読文献の構成と研究史【第2回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(1)【第3回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(2)【第4回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(3)【第5回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(4)【第6回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(5)【第7回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(6)【第8回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(7)【第9回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(8)【第10回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(9)【第11回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(10)【第12回】印度学仏教学文献の試訳発表・講読・討論(11)【第13回】講読内容の総括・討論いるオフィスアワーのほか、随時、教員研究室にて受付けます。典の原語に触れてみたいという人は奮ってご参加ください。たかにも留意しながら、ヴァスバンドゥと説一切有部、仏教内外のその対論者たちの考え方、論じ方を考察します。素朴な疑問は新たな発見につながります。お互いの疑問と知見も語ってください。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考戸田 裕久木村 紫第2期第1期令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科講義コード13B1101801授業形態演習科目名(博)仏教学特講2履修前提条件授業計画成績評価の方法レポート(40%)、授業への取り組み姿勢(60%)。フィードバックの内容レポートに対する講評を授業内において行なう。教科書適宜、資料を配布します。指定図書参考書教員からのお知らせ大乗経典類のサンスクリット語原典、または受講者の希望に応じて種々の分野の文献を扱いたいと思います。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。また、学部学科で定めてアクティブ・ラーニングの内容能動的な授業外学習、意見共有、ディスカッション、プレゼンテーション実践的な教育内容その他逐語的に丁寧に説明しますので、サンスクリット語にあまり馴染みがなくとも遠慮なさらず、法華経や華厳経などの大乗経講義コード13B1102101授業形態演習科目名(博)仏教学演習1履修前提条件授業の目的『倶舎論』を漢訳及びチベット語訳や注釈書なども参照しながら講読します。サンスクリットテキストがどのように翻訳され到達目標(1)辞書などを引きながらテキストに従って読み、(2)注釈書や引用される経、或いは翻訳研究なども参照し、(3)論点と内容を理解し、自分の言葉で明確に説明することを目指します。授業外学修内容・予習として他の資料も参照しながら、講読箇所の試訳を作成し、授業を踏まえて、復習として修正したものを作成するのに授業外学修時間数は、60時間以上の授業外学習が必要になります。【第1回】テキストと授業の進め方の説明【第2回】テキストの解読と検討(1)【第3回】テキストの解読と検討(2)【第4回】テキストの解読と検討(3)【第5回】テキストの解読と検討(4)【第6回】テキストの解読と検討(5)【第7回】テキストの解読と検討(6)【第8回】テキストの解読と検討(7)【第9回】テキストの解読と検討(8)【第10回】テキストの解読と検討(9)【第11回】テキストの解読と検討(10)【第12回】テキストの解読と検討(11)【第13回】まとめ授業計画成績評価の方法期末のレポート40パーセント、授業の取り組み姿勢(予習や質疑応答など)60パーセント。フィードバックの内容予習として提出された試訳にチェックを施したものに基づいて、修正すべき点、疑問点などを検討しながら授業を進めます。教科書適宜資料を配布します。指定図書参考書授業の中でお知らせします。教員からのお知らせサンスクリットやチベット語に余り触れてこなかった方も、どのように漢訳されたかを知ることで世界が一層広がります。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業内、或いはメールで(アドレスは履修される方にお知らせします)対応します。アクティブ・ラーニングの内容辞書やインターネット検索などを利用した能動的な授業外学習、意見共有、ディスカッション実践的な教育内容その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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