5月下旬 ●研究計画書の提出 令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科 ここでいうルーブリックとは、学修の到達度を、観点(評価項目)と尺度(レヴェル)からなるマトリクスを用いて行うことにより、評価内容の明瞭化を図るものです。修士論文の成績評価は、論文自体と最終試験とを統合して行うものであり、ここにおいてルーブリックを用います。① 本ルーブリックにおいて、「観点(評価項目)」は次の3大項目に大別しています。〈関心・意欲・態度〉〈思考・判断・表現〉〈知識・理解・技能〉 この3大項目が求める内容は、当然専攻ごとに異なります。各専攻が学修に求める諸要素は、ディプロマ・ポリシー(DP)に明示していますので、そちらを確認してください。② 本ルーブリックにおいて、尺度(レヴェル)は次の3段階としています。Excellent ◎:高度に達成されているGood ○:達成されているUnacceptable :不十分であるこれらをふまえて、総合的に評価を行います。 1年次 4月上旬 ●入学式・大学院ガイダンス、研究科・専攻ガイダンス 大学院ガイダンスでは奨学金・留学・研究助成・就職支援制度等の説明、研究科・専攻ガイダンスでは年間の研究計画書の作成の説明と、研究テーマに沿った科目の履修方法や文献の検索・読解方法等を指導する。●指導教員の決定 ガイダンス時に決定した指導教員が、個別に研究領域の授業科目と、履修モデルについて指導する。●履修登録・研究計画書作成 院生は当該年度の研究計画を作成する。必要があれば指導教員が助言、修正等を行う。 指導教員は研究計画書に基づき研究指導計画を記入して、院生と相互に内容を確認した後に研究科に提出。6月上旬 ●研究計画書の確認 4月上旬~●修士論文テーマの設定・絞込み 3月下旬 院生は指導教員の指導・助言のもと、修士論文のテーマについて検討し、絞込みを行う。また、 提出された研究計画書を専攻主任会議において確認する。― 44 ―⑻ 修士論文の成績評価 ―ルーブリックの活用―⑼ 立正大学大学院文学研究科(各専攻共通)修士課程履修および研究指導計画のプロセス
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