令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科 文学研究科哲学専攻は、その修士課程教育プログラムを通じ、持続可能でより良い豊かな和平社会を築くための一個の重心・芯となるべき人材として、哲学分野における「モラリスト×エキスパート」を養成することを教育の目標とします。 文学研究科哲学専攻における修士の課程を修めたうえで、下記の能力・資質を身につけた者に学位を授与します。 <関心・意欲・態度> ・哲学的思考によって学術的成果を挙げ、それを活かして社会・学術に貢献しようとする態度を身につけている。 <思考・判断・表現> ・自分の哲学的判断・思考のプロセスを、明確かつ説得力のある論理によって構成し表現する力を身につけている。 <知識・理解・技能> ・哲学と関連領域に関して体系的な知識と理解を身につけている。・優れた修士論文を完成させることができる。・哲学分野に関して身につけた専門性を活かして社会・学術に貢献することができる。 文学研究科哲学専攻博士後期課程では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力・資質を身につけるために、専攻分野に関する科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた高度な授業を開講するとともに優れた研究指導を行います。・哲学と関連領域に関して体系的な知識と理解を身につけ、哲学の諸問題について哲学的思考を展開し表現することを目的にして、講義・演習科目を設置します。・「研究指導」科目において、指導教員による修士論文作成のための研究指導を実施します。 文学研究科哲学専攻では、研究科の教育目標に共感し、研究意欲をもって取り組むことのできる下記のような者の入学を期待します。・哲学の文献を原語で読むために必要な語学と読解の能力とともに、哲学史に関する一定水準の知識を身につけている者。-学力の三要素に即した求める人物像- <主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度>― 32 ―教育目標卒業認定・学位授与の方針(DP)教育課程編成・実施の方針(CP)入学者受入れの方針(AP)
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